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CONNIVENCES SECRÈTESを サーチ!サーチ!サーチ!

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Espace Topographie de l'artでは「CONNIVENCES SECRÈTES」という7名のアーティスト達による合同エキシビジョンが開かれていました。


Anémone de Blicquy
Dado
Richard Greaves (par Mario del Curto)
Louis Pons
Judith Scott
Ronan-Jim Sévellec
Davor Vrankic




全景。倉庫のような建物の中にこのように作品が展示されています。
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ポンピドゥセンターにも常設展示をされているDADO。
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この人の絵はグロいSFといった認識があります。
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こちらは彼のアトリエのパノラマです。
ポンピドゥセンターで彼の絵を見た時は非常に驚きました。
ジャコメッティのフロアがあり、その真裏にはフランシス・ベーコンのどでかい展示。そのすぐ隣にダドのグロい絵が4枚並びます。


以下4枚はポンピドゥセンターにあるDADOの作品です↓
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子供が見たらトラウマになりそうな世界観なのですが、こういう絵画が既に1930年代に存在していた事が凄いなと同時に改めて思うのです。ジョジョのスタンドにも出てきそう。



話をEspace Topographie de l'artの展示に戻します。


宙に吊られている作品がJudith Scottのもの。彼女は耳が聞こえない障害のあるアーティストだったそうです。
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Louis Pons/“Sans Titre” 2010という作品↓
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この展示会に飾られていたほとんど全てのアートに共通したのは、「とにかく意味もなく見ているだけで不穏な気分になる作品」が多かったということです。どのアーティストの作品を見ても、「なんかいいな」じゃすまない不安や不穏な空気を醸し出していました。怖いアートといってもいいのかな。怖さは美しさ、格好よさを引き出せる部分をも持つという事を学べた気がします。



最後にこの展覧会のまとめ動画をご覧下さい↓







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Galerie Hors-Champsを サーチ!サーチ!サーチ!

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素敵なペインティングだなと思って窓から覗いていました。
中に入ってもこのような赤をベースにしたペイントの絵ばかり。一番格好いいなと思ったのはやはりこの↑の絵だったわけです。今回紹介するギャラリーはGalerie Hors Champsです。場所は北マレの少し裏路地にあります。北マレもまた小さなギャラリーが沢山。世界的に有名なギャラリーペロタンがあるのもこちらです。(ペロタンの記事はコチラ


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この絵を描いた人はなんとこの人

正直驚きました。やっぱり私は日本人だったんだ、、、と思ったりもして。


色々探していたら、なんと渡辺篤史さんが「建物探訪」で取材していたようです。
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設計は安藤忠雄氏とのこと。
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彼女のペインティングに対してのインタビューがありました。以下、抜粋。


「Hiroko Koshino, between painting and couture」

During Couture Week, Hiroko Koshino presents her paintings, calligraphies and couture designs at the Arts Décoratifs Museum. Rencontre avec la créatrice.

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- Through this exhibition, you are showing that you’re not just a fashion designer, but also a painter. How long have you painted for ?
- When I was little, I loved to draw. I did all my drawings in black Indian ink or in red acrylic paint. Ink-wash paintings, which are typified by minimal yet powerful gradations of colour,
suit the mood of this time of reflection.

- What inspires you?
- I’ve always been inspired by nature, it’s omnipotence, its changes over time and its cycles. Today we are hungering to find our spiritual values. At the heart of our materialist society, I feel very strong creative desire oriented towards finding essentialism and purity. At the time of the earthquakes in Japan last March, I was once again aware of the power and the force of nature, against which the human being can do nothing. It’s precisely this sentiment that I wanted to represent on the canvases that you saw in red, for example.

- Does the red represent blood? The exhibition room where all these red paintings are on display bathed in a red light – does this bright red ambiance reference those who died?
- No, not necessarily, but red is a colour that I like very much. My aim wasn’t to express a dreadful environment.

- Do the prints in your clothes recapture your paintings?
- I’m not repeating motifs such as those but, following the motifs, there could have been applications derived. What’s important to me above all is the image, the tonality and the ambiance.

- Is this the first time that you’ve shown in Paris?
- Yes. For this season, Haute Couture Autumn/Winter 2011, I wanted to exhibit my paintings next to my couture pieces. Last year, I’d organised an architecture exhibition. In Tokyo, I presented a prêt-à-porter catwalk collection.

- Do you wish to focus more on painting or stick between the painting and making clothes ?
- As far as fashion is concerned, I have a professional approach, an expertise. Painting is passion, but I’m not a professional. For many years, I’ve done calligraphy work in this way that really impassions me. This time, though, I looked to sublimate it in the form of clothing, by expressing the spiritual aspect of the calligraphy works through fashion design.

- Does that mean that these paintings are for sale?
- If people want to buy my canvases, I would gladly sell them!


というわけで欲しい人がいるのなら、売りますよとのこと。
このインタビューは2011年6月に行われたものです。ですので、その後にGalerie Hors Champsで展示があって、私がたまたまこの界隈を歩いていたら見つけたので、もうこの頃は売るつもりだったのでしょうね。ギャラリストがいたわけです。

ただ街中を歩いていただけで、このアート格好いいと思ったのです。先入観なしで。そしたらコシノヒロコさんの絵だったわけです。これは凄いことだなと思いました。この絵を見た時は北マレにあるギャラリーを沢山一気に回った日だったわけですが、本職のペインターの人の絵を沢山見ていたにも関わらず、この絵ほしいな〜と思う絵がコシノさんの絵だったわけでこの展示の絵に限っていえば、プロの人と遜色がない。ギャラリストの方の展示方法もよかったと思います。ギャラリストって、ある意味スタイリストですよね。見せ方のプロ。




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NEW GALERIEを サーチ!サーチ!サーチ!

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Arts et Meties駅すぐのNEW GALERIEではJUSTIN LIEBERMANさんなどの展示が行われていました。Artという冠が駅につくだけあって、この界隈はギャラリーだらけなんです。我が家からも歩いて15分ぐらいの場所です。早速写真をご覧下さい。



なんだろう、コレみたいな。。。タイトルは "The First Tower"
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なんでミルクなどが絵の前に?みたいな。。。
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これがJUSTIN LIEBERMANと彼のアシスタントによる作品群。
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カット割りが多くてマンガを連想させます。
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寄るとこんな感じ1
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寄るとこんな感じ2
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同じギャラリーの地下の展示はこんな感じでした。これだけ見ても展示とは思わないで、中東の方の部屋にしかみえないよなー。
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地下の展示2。サウンドアート。コーラン風の音楽が流れていました。
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このカツラの意味謎でしたー。
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エスニックの匂いがするだけでクンビアミュージックやダブを思い起こします。これらの展示を↓の音楽を聞きながら見てました。

イントロの「誰が作るレゲエもいいけど〜」のくだりが最高です。




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DANCE THROUGH LIFEを サーチ!サーチ!サーチ!5

このシリーズ最終回はこの展覧会に行った気分になれる動画を紹介します。
のんびりゆっくりとご覧下さい↓




こちらはこの展覧会をまとめたカタログです。
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楽しいものを鑑賞した後はお腹が空きます。パリはアートと食の街ですよね!家の近所のEtienne Marcel駅近くにあるフォアグラが有名なお店へ。
こちらはフォアグラのカルパッチョ。見事にハマりました!
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とにかくフォアグラづくしだったので、翌日にニキビができること必須の食事を堪能。
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右側がレストランで左側が同じ系列の食材が買えるお店です。
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アートも食事もお腹いっぱいになる1日だったのです。



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DANCE THROUGH LIFEを サーチ!サーチ!サーチ!4

Dancer sa vieではDANCEにまつわるアートが沢山展示されていました。ビデオアート、ダンス映像、絵画、そして↓

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これ凄いですよね。
意味わからないですよね。皆さんはこれを見て何を連想しましたか?私は仮面ライダーの敵のような怪人を連想しました。Lavinia Schulz & Walter Holdtの夫婦ユニット2人の作品です。彼らはこのような作品を沢山作りました。ご覧下さい↓


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Lavinia Schulz *


Lavinia Schulz Technik_gross


Lavinia Schulz *12


big_368443_1638_web_LaviniaSchulz and WalterHoldt TobogganFrau 1923 Museum fur Kunst und Gewerbe


確かにこれらもダンスです。The Mask Dancers↓




話は少し変わりますが、こちらの怪人達のことはご存知でしょうか?↓
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2011 S/S UNDERCOVERによるUNDERMANというシリーズです。
以下、honeey.comの高橋盾氏のブログより抜粋。
僕(*高橋氏)とカメラマン守本勝英、アートディレクター永戸鉄也の3人により6月の軽井沢合宿などを経て創り上げたアンチヒーロー.UNDERMAN。
計36カットに及ぶこのフォトストーリーは、70年代に一世を風靡した仮面ライダーカードの様なヒーローカードになり、アルバム(ラッキーカードをひくと貰えたカードホルダー)に全て納められ来年の頭に発売される。 とのこと。

流石に写真のクオリティがいいだけあって、ただのライダーの怪人っぽいっていうだけじゃなくて、美しい何者かに仕上がっています。額縁に入れて飾ってもよさそうなキレイさ。


DANCEの展示会→Lavinia Schulz & Walter Holdtの作品の怪人っぽさ→UNDERCOVERによるUNDERMAN という連想は私のファッション脳を刺激しました。私自身は怪人への思い出やノスタルジーは一切ありません。しかし、UNDERCOVERが行う発想は裏原宿というカルチャーを経験したものにとっては常に追ってしまいたくなる何かがあります。



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DANCE THROUGH LIFEを サーチ!サーチ!サーチ!3


Danser sa vie, du 23 novembre 2011 au 2 avril 2012 投稿者 centrepompidou
Danser sa vieというタイトルが今回のエキシビジョンのタイトルです(私のは英語で表記しています)。このエキシビジョンの動画が↑になります。その中で今回紹介するのはこの展示会の表紙に使われているEmile Noldeについて紹介します。



エミール・ノルデ(Emil Nolde, 1867年8月7日 - 1956年4月15日)は、19世紀末から20世紀のドイツの画家。本名はエミール・ハンセン(Emil Hansen)で、ノルデは出身地の地名である。
ノルデの作風は同時代のドイツ表現主義の画家たちに共通するものがあるが、彼自身は特定のグループに属することを好まず、終始独自の道を歩んだ。

ノルデの作品は原色を多用した強烈な色彩と単純化された形態が特色で、ファン・ゴッホやオセアニア美術の影響が感じられる。木版画や水彩画の名手でもあり、特に水彩は北ドイツの風景、草花などを題材にし、水彩という画材の持ち味を存分に生かしたもので、卓越した技術をもっている。




*こちらの動画は彼のアーカイブです。



こちらからが展示されていたDANCEにまつわる彼の絵画。
この絵が今回の展示会のジャケットに使われました↓
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誰が見てもプリミティブさを感じます。
原始的な匂いのするものは私の中では得意ではないのですが、ロンドンでこの2つの絵を見てから途端に考えが変わりました↓


Erich Heckel / SEATED NUDE(EGYPTIAN GIRL) 1909
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Max Pechstein / WOMEN BY THE SEA 1919
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この2点の絵はロンドンにあるCourtauld Galleryという美術館で見ました。
私の中で非常にガツーンときた作品で凄く「欲しい」と思った2点です。よくわからないけれど、何か凄いという曖昧な表現が私の中で巻き起こったのです。何が好きなのか、この絵のタッチが好きなのか、素朴にも見える女性達のヌードに何を感じたのか、上手くいうことができないけれど、それは多分全部が好きだったんです。


エミール・ノルデの絵を見た時にこのロンドンで見た2つの作品を真っ先に思い出しました。人は経験を点でつなぎ合わせる生き物だと思います。点と点が繋がって、世界が広がるのでしょう。


アブストラクトな絵のタッチに憧れがやみません。
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一緒にダンスしたくなるような高揚感のある作品↓
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ダビーなテクノをサーチ!サーチ!サーチ!

ちょっとアートの記事が続いているので、今日は音楽記事でひと休みです。
DOPEというかDUBなTechnoを取り上げます。実際私はジャンルレスで格好いい音楽そのものが好きなわけですが、テクノに関しては聞きすぎて食傷気味であります。それでも、ダビーなテクノだけは飽きずに聞けるのです。今回紹介するのはどんなシチュエーションにも合う気軽に聞けるテクノでもあり、思いっきり浸かりたい(何に?)時にも合う音楽です。


*下記を紹介してから気付いたのですが、DOPEなTECHNOって、今の時代ならPOST DUBSTEPという結論になりました。


まずはBurial。ブリアルに関しては私はダブステップという認識をあまりしていません!



続いてはFour Tet。たまにDJする時はFour Tetが何でも合うので使いやすいですね。



Martynも勿論この中にあてはまります。この紹介の仕方って、もはやPOST DUBSTEPじゃないのか?と思い始めました。



当然一昨年〜去年〜今年にまたがっても活躍するJoy Orbisonも外せないですね。



Falty DLに関してはGARAGEじゃないかと思う部分があるのですが、今回紹介したいという欲求で出します。



↑までが2010年代のダビーなテクノです。
で、今回の記事は正直言って、BASIC CHANNNELを紹介したかったため書いたようなものです。何を聞いても格好いいBASIC CHANNELを今日はたっぷり楽しんでください。



この曲だけを紹介したい程、ハマりました。昔も今も凄く好き。



Burialとのmixはどう考えても最高の組み合わせでした↓




ドローンにも通じる音楽性。








世の中には信じられないほどの音楽があります。
一生かかっても全ての音源を掘るのは無理です。私も人並みの若者ぐらいは音楽に夢中になって夢中になって気がつくと、ジャンルにこだわらないほど夢中になってしまいました。リスニングしやすい音楽を今日は紹介しましたが、また別の機会に今度はリスニングしにくいうっとおしい音楽を紹介したいと思います。




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DANCE THROUGH LIFEを サーチ!サーチ!サーチ!2

今回はファッション関係の人が大好きなマシュー・バーニーを取り上げたいと思います。Matthew Barneyの作品も少ないながらもこの展覧会には飾られていたのです。


Matthew Barney→Bjork→GOLDIEという流れは私の中でどうしても外せないので、GOLDIEが一番輝いてた頃に作られたBjorkの曲のGoldie mixも見て下さい↓彼らが付き合ってた頃のRemix作品。本当この頃のGOLDIEの無敵さといったら!(90年代中盤〜後半の未来的な匂いのするドラムンベースシーンへの憧れが私の中で今でもあります)




マシュー・バーニー(Matthew Barney、1967年3月25日 - )はアメリカの現代美術家。現在はニューヨーク在住。コンテポラリー・アートを代表する作家のひとりとして近年、台頭してきた。
彼の独特な彫刻は美容整形用のシリコンなどの素材から構成される作品も多く、また映像による作品では、その緩慢な編集が独特の雰囲気をつくりあげている。人体をテーマにしたパフォーマンスやビデオなどからなる『拘束のドローイング』シリーズの制作を続けるほか、5部作の長大な映像作品『クレマスター』シリーズを制作。自らが出演する映像作品の中で用いた彫刻をインスタレーションとして発表している。パートナーである歌手のビョークとの間に娘が一人いる。

映像作品と、その中に登場する彫刻をメインに作品作りを行うマシュー・バーニーのスタイルはファッションモデルを行っていた時に培った独特なファッションセンスや、映像の撮り方は最初の個展の開始と共に世界的に注目されます。 作品の主要人物である大男は大体マシュー・バーニー本人が演じており、ファッションモデルや運動の経験があるスタイルのよさと、動きのキレが作品の気持ちの悪さを助長しています。




クレマスターシリーズの作品の1つ。



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今回のDANCEの展示にはこのシリーズの一部が↓
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皆様おなじみの「拘束のドローイング」
2005年に発表された「拘束のドローイング9」(MATTHEW BARNEY DRAWING RESTRAINT 9)の面白いところは、いち早く日本の捕鯨船をテーマにした映像作品であるのですが、捕鯨や日本の食文化に関して否定的ではなく、むしろ肯定的であるところも興味深いです。 マシュー・バーニーは日本の捕鯨という、「巨大な生物を捕獲する為の閉鎖された文化のある船」という部分に注目してアート作品を作り上げており、日本の捕鯨文化そのものが後にアメリカから攻撃される対象になっているとは皮肉なものです。ちなみにこの「拘束のドローイング9」はパートナーであるビョークが音楽を担当し、本編にも大々的に出演したことでも話題になりました。




「イェール大学の医療予科で学び、アメフトやモデルも経験して、アーティストに転身。身体にまつわる作品に取り組み、平面、立体、パフォーマンス、映像を手がける。」

というキャリアの持ち主であるマシュー。理論も構成も完璧な作品。そして美学がある。トランスフォームしっぱなしの作品。どの場面を切り抜いて写真にしても、全てがアートとして深い着地点を持っている。それはそれは、もう無敵な方です。文句のつけようがない。格好いいし、スタイリッシュだし、ぶっ飛んでもいる。文句のつけようがないです。本当に。


もし今いる自分は本当の自分じゃなかったら、
もし今いる世界は借り物の世界だったら、

マシュー・バーニーの映像作品を見ていると、今私がここにいる、生きているという感覚とは別のベクトルが存在しているような気を起こさせます。それはもしかしたら、自分自身が現実逃避をしたいという欲求がどこかにあって、その部分を刺激されているからかもしれないし、純粋にぶっ飛んでいる映像を見て、このような世界がもしかしたら未来の世界にはある世界なのかもしれない。このミックス感覚が私達が小さい頃に描いてた未来の1つだったかもしれないと思わせるのです。



昨日紹介したJanもこのMatthewも2010年に東京都現代美術館で行われた「トランスフォーメーション」展で展示がありました。実はあの展覧会はかなり重要な展覧会だったんだという事に気付かされました。このポンピドゥセンターで行われているDANCEの展覧会も後々振り返るといい着眼点を持った、いい展覧会なんだろうなと思います。現にアート素人である私がDANCE表現におけるアートに目覚めたきっかけなのだから。素人にも影響を与える素晴らしいエキシビジョンなのでしょう。




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DANCE THROUGH LIFEを サーチ!サーチ!サーチ! 1

ポンピドゥセンター6FでDANCE THROUGH LIFEというエキシビジョンが行われています。
DANCEをテーマにしたアート作品が並びます。ダンサー達のダンス表現映像、マティスやピカソの絵、マシューバーニーの写真など、内容が盛り沢山で非常に影響を受けました。

コンテンポラリーアートまでは理解したい欲求が以前からありましたが、コンテンポラリーダンス、ダンス表現のアートについては一生理解できないものだと思っていました。だって、私が知っているダンスって、村上春樹のダンスダンスダンスとか宇都宮隆a.k.a.T.UTSUのダンスダンスダンスとか、元気が出るテレビを通じたダンス甲子園などのブレイクダンスとか、格好いい面でも映画WILD STYLEのオールドスクール系バトルダンスとか、デイビッドラシャペルのRIZE系のダンスとかばかりだったので。それは私の無知によるものだったので仕方がない事でした。しかし、今日からは違います。今日はJan Fabreさんを取り上げます。


こちらの映像がもの凄く大きな画面で流されていました↓



ヤン・ファーブル(Jan Fabre、1958年‐)はベルギー・アントワープ出身の、ベルギー人の芸術家、演出家、振付家。男性。青インクのボールペンで表面を青く描き埋め尽くしたドローイングや、コガネムシを用いて表面を埋め尽くした彫刻、空間演出で有名である。1986年より、「トルブレイン」(Troubleyn/Jan Fabre)というシアター・カンパニーを設立、世界的に活動している現代演劇作家でもある。





美しすぎるイメージ↓
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『第15章(ブロンズ)』(2010年)
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↑こちらは東京都現代美術館の「トランスフォーメーション」展で実物を見た事があります。所有したくなる美しさでした。





本物の玉虫を使った作品『昇りゆく天使たちの壁』(1993年)
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『ファーブル昆虫記』の作者であり世界的昆虫学者のジャン=アンリ・ファーブルは、ヤンさんの曾祖父なのですが、偉大な祖父と同じぐらい凄いアート作品を作り続けていると私は個人的思っています。


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アートをやるには学歴などのバックボーンも大事な要素だと思います。その点彼はもう言う事なしの血筋を持っていて、アントワープ王立芸術学校を卒業し(非常にありえない程卒業の難しい芸術学校です)、芸術家として彫刻からダンス表現まで幅広く革新的な事にトライし続けています。私はそんな彼に夢中になりました。一番上に取り上げたダンス映像だけでも楽しいし、自分の顔に角をつけたブロンズという作品1つだけでも夢中になれる作品なわけです。私も知識/理論を学んで感覚だけでなく、もっともっと深い地点でアートを感じていきたいと思います。



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ROCK ET BAROQUEを サーチ!サーチ!サーチ!

ポンピドゥセンターの目の前にあるギャラリーROCK ET BAROQUEでは3人のアーティストが展示を行っていました。
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1人目はBernard Gilbertさん。
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ご覧のようなアブストラクトアートです。
アブストラクトアートは現在世の中に大量に溢れています。コラージュ風だったり、ペインティング風だったり、沢山の要素をミックスしてヴィジュアルを作り上げればアブストラクトになるのではと思うのですが、私にはまだわからないい緻密な構図で実は描かれていたり、大きなモチーフがあって、その下にはまた小さなモチーフが重ねられた構造になっていたりもするのだと思います。
私もこれらのアートを鑑賞する時はパッと見で印象を決めるわけではなくて、5分ぐらい様々な角度から鑑賞して自分の中にある妄想を広げたりして楽しんでいます。

例えば、上に挙げた絵を見て↓のような音楽を頭の中で鳴らせながら鑑賞するといい意味でクラクラして気持ちよくなってくるのです。


楽しみ方は自由ですよね!



続いて、Johan MUYLEさん。
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アーティストなので色々なタイプの作品を作るのでしょうが、今回このギャラリーに展示していたのは、これらの自分をモチーフにした作品群でした。



最後に、Philippe-Henri Coppeeさん。
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正直、この方の作品に一番やられました。
アブストラクトペイントをベースに重ねた絵がコレです。マンガ的、ヘタウマ系という括りになるのでしょうが、前日にベルサイユ宮殿に行ったばかりの私としてはこの絵とベルサイユのコントラストにやられました。この絵カワイイよー。子供みたいな絵って、ヘタウマな絵って、興味のない分野かと思っていたのですが、David Shrigleyを見て以来ハマりました。


昔は奈良美智さんより会田誠さんの絵が好きだった私ですが、今なら奈良さんの絵の良さも昔より感じることができそうです。

このPhilippeさんのような絵に憧れます。やり続けることの凄さ。複製し続けるこいとで作品の強度が増すのは昨日の記事で取り上げたOBEYで有名になったグラフィティアーティストのシェパードさんが語った通りです。繰り返しの美学ですね。



パリが芸術の街だというのは聞いていました。
私が想像していたパリはルーブルやオルセーのようなクラシックなアートがベースだと思っていたのです。私はアートに対しては若葉マークなので、実情を知りませんでした。しかし、街中にはグラフィティアート、小さなギャラリーには世界中の気鋭アーティストの作品群が溢れています。フランスのアーティストだけじゃなくて、世界中のアーティストです。


私はロンドンをベースにした音楽のカルチャーが好きで一番の趣味でもあったわけですが、そろそろ新しい趣味がほしかったのです。サーフィンもやらない、野菜も自分で作らない、山にも登らない、ランニングは気分でしかしない。だから、大人になっても無趣味のままになりそうで不安でした。50歳になって、DUBSTEPにハマってクラブに行くなんて考えられなかったです。

しかし、ロンドンの某芸大で沢山描いたデッサンを通じて、アートが趣味になりそうな気がしました。そしてパリに来た。こんなにも興奮させてくれるパリに出会えて嬉しいです。一生をかけて遊べる大人の趣味見つけたよ!




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イグジット・スルー・ザ・ギフトショップを サーチ!サーチ!サーチ!

皆さんはバンクシー監督の映画「EXIT THROUGH THE GIFT SHOP」はご覧になられましたか?




あらすじ - ロンドンを中心に活動するグラフィティ・アートの帝王、バンクシー(Banksy、生年月日未公表)。彼のドキュメンタリー映画「Exit Through the Gift Shop」
 このドキュメンタリーはロサンゼルス在住のフランス人移民 Thierry Guetta(テリー・グエッタ)という人物が発端となり、制作された。ロスで古着屋を営んでいたテリー。彼は常にビデオカメラを持ち、目的無しに撮影するという "自称"映画作家。フランス人グラフィティ・アーティスト、スペースインベーダーのいとこでもある彼は、深夜に人目を盗んではグラフィティを行うスペースインベーダーに付き添ってその活動を記録するようになった。

ある日、テリーはバンクシーの存在を知る。
グラフィティ・アーティストを記録する上でバンクシーは欠かせない存在。彼の念願が叶い、友人のシェパードからバンクシーを紹介され、意外にもバンクシーが複数の条件つきで撮影の許可を下す。しかし、テリーとバンクシーの関係が深まるにつれ、テリーに映画監督の才能がないと気づいたバンクシーは、テリーに『Mr.ブレインウォッシュ(MBW)」の称号を与え、売れっ子グラフィティ・アーティストに仕立て上げるというプロジェクトを思いつき、個展を開催するまで導くのだが。。。。

クレイジーなテリーが、ただストリート・アートとバンクシーを追って始まったはずのこのフィルム。パーカーのフードで顔を隠し、ボイスチェンジャーを使って話すバンクシーとのインタビューを織り交ぜながら進行するのだが、こうして見るとバンクシーが「オレについての映画を撮ろうとした映像作家が、オレなんかよりもずっと興味深いヤツだったから、ほとんどそいつについての映画になった」と語っているように、テリーが記録した映像を編集し、シニカルでユーモアたっぷりなナレーションを加えたバンクシーによる、テリーという人物のドキュメントに仕上がっている。




私の家の通り名はRue Quicampoixというのですが、こちらを見て下さい↓右側の壁に注目。
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そう!この映画にも登場するインベーダーさんの作品が飾られています。
インベーダーさんはパリ在住のアーティストであり、ミスター・ブレインウォッシュのいとこでもあります。ロンドンに住んでいれば、街でバンクシーの作品に出会うし、パリに住んでいれば、インベーダーさんの作品が至るところに飾られています。渋谷には一時期OBEYのシェパードさんの作品が沢山飾られていましたね。

インベーダーさんの作品が好きです。何て愛くるしいのだろうと。何度も何度もこのパリで出会う度に思いました。日本的な感想でいえば「萌え」ました。


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可愛すぎるでしょう!


映画では繰り返しの強さについてOBEYのシェパードが語っていました。
(作品について)1つ1つの力は弱いけれど、何度も反復して繰り返せば人々を洗脳できる。勝手に盛り上がって、アート議論まで始めちゃうんだ。と。内輪ウケで始めた作品でもね。
意味がないものを意味付けすることさえできる繰り返しの力、刷り込みの力の強さを感じました。それがまるで不思議で理解しがたいものなら、尚のこと良しでしょう。そして、それを続ける力が一番大変なことだろうとも感じました。

この映画についての感想や議論はインターネットで調べると沢山出てくるので、あまり私が言いたい感想はないのですが、うすっぺらいアートって格好よくないかもしれないけれど、何にもわかっていないうすっぺらいものを良いという人も沢山いて(メディアに踊らされて洗脳しちゃえば、格好いい悪いを見抜けない人が沢山いるということです)、お金に繋がるのなら、大人としては社会生活をするものとしてはしょうがないのかなと思ったこと。
それともう1つは薄い人が売れるっていう現実がとても悔しいということ。です。現実はマーケティング上手の人が成功の鍵を握っているということがアートでも証明されています。格好いい人がもっと世の中の皆さんに見つかるようになればいいですね!


p.s. ミスターブレインウォッシュとバンクシーって今でも仲良しな気がします。そして、ハイプのあり方について沢山考えされられたこの映画の事が好きです。



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プティ・パレを サーチ!サーチ!サーチ!


こんな曲を聞きながら、天気の良いパリを散歩していました。歩いているだけで色々見つかるのがこの街の楽しいところ。




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今週末のこの3日間エルメスカップが行われていたようです。エルメスらしいフラッグ。


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こちらはシャンゼリゼ通り。端に見えるのが上のフラッグ。一直線の道の美しさ。


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テュイルリー宮殿の一部。


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街中を散歩しているだけで絵になるパリ。


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時折こんなジョークめいたいたずらをされた標識もみかけます。



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今回紹介するのはプティ・パレです。



プティ・パレ - プティ・パレ(フランス語:Petit Palais)はフランスのパリにある美術館の建物であり、1900年のパリ万博万国博覧会のために建てられたものである。現在、パリ市立プティ・パレ美術館(Petit Palais, Musée des Beaux-Arts de la Ville de Paris)として開館しており、プティ・パレはこの美術館のことを指す場合もある。パリの8区に位置する。

1902年に常設展示と特別展のあるパリ市立美術館となった。現在の展示室は二部に分かれている。中世とルネッサンス期の絵画や美術品のドゥトゥイット・コレクションと、18世紀家具のタック・コレクションやドミニク・アングル、ウジェーヌ・ドラクロワ、ギュスターヴ・クールベ、クロード・モネ、モーリス・ドニなどのフランスの芸術家のパリ市のコレクションの二部である。レンブラント等のオランダ絵画も所蔵している。


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とても美しい入り口。



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こちらは向かいのグラン・パレ。
以前書いた記事でISSEY MIYAKEのショーがグラン・パレで行われました。その向かいに位置するのがこのプティ・パレ。


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エントランスのチケット売り場からこの美しさ。ちなみに常設展は入場無料です。


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ジョルジュ・クレランの『サラ・ベルナールの肖像』1876年


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宗教画などの理解が乏しい私は今のところ、近代画ぐらいまでがアートを全力で楽しめるラインなのではないかと自負しています。時代的には18世紀中盤〜後半あたりから現代まで。ですので、この美術館も私にとってはとても楽しめるものでした。絵そのものも楽しめましたが、天気がよかったため、プティ・パレそのものの外観が一番印象に残りました。外観、そして内装。展示物の置き方。非常に印象深かったです。
アートを見るのに、その日の自分の気分、天気で見え方が大分変わることを実感した一日でした。春のような日差しのパリはとても美しく、人生を満喫した気分を味わいました。



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Ali Cherriを サーチ!サーチ!サーチ!

Galerie Imane FarèsでAli Cherriのアートを堪能してきました。

Dreams in Three Chapters from Ali CHERRI on Vimeo.

こちらの映像の幻想さに大分クラクラさせられました。

Ali Cherriは1976年生まれ、レバノンの首都ベイルート出身のヴィジュアルアーティスト。


*レバノン/ベイルート - 第二次世界大戦後、レバノンは独立を与えられ、ベイルートはその首都となった。その後ベイルートは、中東における交通の要所であり、商業と金融、観光の主要な中心地となり中東のパリと呼ばれるほど華やかで美しい街として発展、さらにアラブ世界の知的首都でもあり続けたが、それも1975年にレバノンで凄惨な内戦が勃発するまでであった。内戦のほとんどの期間、ベイルートは、イスラム教徒の西部(ベイルートの大部分)とキリスト教徒の東部に分割された。かつて商業や文化活動の軌跡をとどめていた市街地は、無人地帯になった。ベイルートの上流階級や知識人の多くが他国に逃れた。

この内戦終結後、レバノンの人々はベイルートを再建しつつあり、観光、文化、知的活動も徐々に回復し、商業やファッション、報道も盛んになりつつあるが、観光や大衆文化の中心はカイロ、イスタンブールなどの都市に、金融、交通の中心はドバイにその地位が移り、課題は大きい。
2006年のイスラエル軍によるレバノン侵攻により街南部が空爆された。2009年現在は、治安も安定し街自体の再建も進んでいるものの、イメージ悪化による観光客の減少が街に影を落としている。




エキシビジョンのタイトルは「BAD BAD IMAGE」。
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ご覧のように彼の出身地を想起させる映像です。
非常に強く、強く、とても強いイメージ。私達が見た事もない世界が日常にある世界。それをアーティストらしく、報道的なイメージ作品というよりもスタイリッシュに見せる見せ方の作品の数々。ギャラリーにはAliさん本人もたまたまいたのですが、本人の雰囲気がいい意味でかなりスカした方でした。そのスカした雰囲気がそのまま作品に現れていました。作品だけを見ると冷酷に切り取られた描写を感じる部分がありました。実際に感じた最初の印象はクールだという一言。徹底的にクールに物事を見つめているように感じます。



展示の仕方が好きだった、こちらの映像の中身は↓
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これです。

SLIPPAGE from Ali CHERRI on Vimeo.




左側の窓枠に隠れて見切れているのがAliさんです。
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LATIFA ECHAKHCHを サーチ!サーチ!サーチ!

サンジェルマン・デ・プレにあるgalerie kamel mennourに行ってきました。



LATIFA ECHAKHCH - TKAF 「Tkaf」は、「darija」と呼ばれる北アフリカ住民方言から得られた用語です。この赤壁のレンガは粘土で作られています。


こちらは2010年の作品のインタビュー↓この方です




kamel mennourはこの地区に2つのギャラリーを持っています。ですので、展示は2つに分けられています。では、今回の展示画像をご覧下さい。


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ドアマンの方がいて紳士的な対応をしてくれます。
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ドアを開けてすぐに現れるのが↓
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ドアの真後ろから見た作品↓
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部屋の横から見た作品↓
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レンガの奥にある部屋にはこのような帽子を逆さにひっくり返した展示物↓
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壁に描かれた絵とのリンク。
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こちらは同じkamel mennourのもう1つの方のギャラリー。セーヌ川に近い場所にあります。
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石が沢山並べられていました。



神聖さを感じさせる狙いがはっきり伝わる展示方法でした。
壁にはレンガの赤みが残ったままだし、レンガの並べ方もとても美しい。何かが破壊された後のようでいて、整えられた美しさをも持つ見え方。上手く言うには圧倒的に知識が足りないので、酷い例えで言うと、私がこれを見てイメージしたのはカンボジアで見たアンコールワットの事を思い出しました。
若い頃にアジアを周遊していて向かった先の1つがアンコールワット。内戦で欠けまくったこの遺跡を思い出しました。アンコールワット遺跡には確かに弾痕があったし、城壁も沢山欠けていました。しかし、それは現在も圧倒的に美しい形をしていました。強くて儚くて美しい。まるでCoccoの歌みたいですが、今回のこのレンガの展示にもその片鱗を感じたのです。人は何かと対峙した時に自分が今までに経験した事と重ね合わせます。その思い出が蘇ったのです。こういう表現好きです。




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ギュスターヴ・モローを サーチ!サーチ!サーチ!

ギュスターヴ・モロー(Gustave Moreau, 1826年4月6日–1898年4月18日)は、フランスの象徴主義の画家である。パリに生まれパリで亡くなった。聖書や神話に題材をとった幻想的な作風で知られる。
印象派の画家たちとほぼ同時代に活動したモローは、聖書やギリシャ神話をおもな題材とし、想像と幻想の世界をもっぱら描いた画家であった。彼の作品は19世紀末のいわゆる『世紀末』の画家や文学者に多大な影響を与え、象徴主義の先駆者とされている。
1892年、モローはエコール・デ・ボザール(官立美術学校)の教授となった。モローの指導方針は、弟子たちの個性を尊重し、その才能を自由に伸ばすことであった(「私は君たちが渡っていくための橋だ」とモローは語っていたという)。エコール・デ・ボザールのモローの元からはマティスとルオーという2人の巨匠が生まれている。




というわけでギュスターヴ・モロー美術館に行ってきました。
あまり詳しい知識もなく行ってきたのですが、彼の絵は事前に行ったオルセー美術館で既に少し見ており、その時に興味深いと感じたばかりだったので、今回足を運ぶ事になったのです。その時のオルセーで印象強かったのがこちらの作品↓

オルフェウスの首を運ぶトラキアの娘 1865年 paris @ オルセー美術館
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フランス象徴主義の偉大なる巨星ギュスターヴ・モロー随一の代表作『オルフェウスの首を運ぶトラキアの娘』。1866年のサロン出品作(その後、国家の買い上げとなった)であり、翌1867年のパリ万博の出展作としても知られる本作は、ギリシア神話に登場する吟遊詩人で、歌と竪琴の名手としても語り継がれる≪オルフェウス≫の首と竪琴を抱きかかえるトラキア(※現ギリシア・トルコの古代の地名)の若い娘を描いた作品である。
神話上では、愛妻エウリュディケとの永遠の死別に絶望したオルフェウスは、冥府の秘儀を男性のみに伝え、全ての女性を避けたことが原因で、(トラキアに住む)酒神バッコスの信女たちに八つ裂きにされた後、海に投げ込まれ、その後、トラキア(レスボス島)の若い娘に岸辺に流れ着いたオルフェウスの首と竪琴を拾われたとされており、本作ではその最後の場面が描かれている。画面中央やや左側に配されるトラキアの若い娘は八つ裂きにされ死したオルフェウスの首と艶やかな竪琴を大事そうに抱えながら、穏やかな表情のオルフェウスへと静かに視線を向けている(なお死したオルフェウスの顔面はミケランジェロの彫刻作品『瀕死の奴隷』に基づいている)。
モローの生前、パリで民衆が見ることのできた唯一の画家の作品としても知られる本作を制作するにあたり、モローは数点の習作を制作しており、その昇華的効果は、画面全体から醸し出される詩情性や感傷的心情描写で明確に現れている。本作の表現自体は写実的かつ古典的要素が強いものの、幻想性を感じさせる独特の色彩と甘美性すら感じさせる美意識的描写にはモローの類稀な独自性を容易に見出すことができる。さらに本作に描かれるトラキアの娘の(まるで聖母のような)慈しみに満ちた表情には、良き友人であり画家自身も一時期、多大な影響を受けたロマン主義の画家テオドール・シャセリオーの死への哀悼を指摘する研究者も少なくない。




ここからギュスターヴ・モロー美術館の写真です。
よく注意しないと見逃しそうな入口↓
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こちらは2Fのモローの住んでいた家の客間↓
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見ればみる程にぶっ飛んだ作品です。
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下絵も展示されています。
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こちらはちなみに3Fの作品達。部屋の奥に螺旋階段がり、4Fへとあがります。
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大きい絵が並ぶと圧巻であるということを痛感する螺旋階段からの眺め。
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150年以上前の下絵がこんなにもキレイに保存されてあるのだから、人間はちゃんと物を大切にできるということを実感。
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絵画には歴史がある事を痛感させられる絵の数々でした。
印象派の時代に活躍したモロー。アカデミズム、印象派、そしてこのモローが描きあげたシュルレアリスムの始まりにも見えるような絵。絵画の歴史をさかのぼっていくにつれ、宗教観などが濃くなっていくので、日本人である私には馴染みが薄くなる絵画については興味を持ちにくいのですが、この1850年代ぐらいまでの絵画は私が振り返る絵画の歴史としてはまだまだ楽しめるラインの内の1つです。

モローは始めにドラクロワに影響を受け、それを取り払って神話と寓話をミックスさせ新しい世界を作りあげます。彼の絵をじっくり見ると後のシュルレアリスムにも影響を与えたであろう作品や、寓話を描いているのだから、当然シュルレアリスムに繋がるのでしょう。私が大好きなジョルジュ・デ・キリコ風の絵があったり、キリコもきっと影響を受けたのでしょうと勝手に推測 アブストラクトペイント風の絵があったり、後の画家達がヒントにしたであろう作品が沢山ありました。


フランスには偉大な画家が多すぎる。
人間一人の手ではパリの画家全てのアーカイブを知ろうとするには苦しいと思うほど多いです。有名な美術館に所蔵されている作品はどんな小さなものでも、有名な美術館に所蔵されるだけの強度を持った作品です。そうするとルーブルに飾られている絵画を調べるだけで私の人生の20年ぐらいは失うことになりそうです。

私が夢中なのは現代アートです。
現代アートをより深く知るために昔のアートを見て、その影響を探る作業はとても楽しいです。今回のモロー美術館探訪は18世紀の絵画における未来の描き方を見せてくれて、とてもいい刺激を受けました。神話の事、宗教の事をもっと知る事ができれば、また違った角度でこのアート群と接することができるはずなので、また勉強に励みたいと思います。




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アイ・ウェイウェイを サーチ!サーチ!サーチ!

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艾未未 (がい みみ。中国語の発音:アイ・ウェイウェイ)は中華人民共和国の現代美術家・キュレーター・建築家・文化評論家・社会評論家。中国の現代美術がまだ始まったばかりの1980年代から美術家として活躍し、中国の美術および美術評論を先導して世界各地で活動してきた。一方で、社会運動にも力を入れている。妻は芸術家の路青(ルー・チン、Lu Qing)。


2010年にテレビニュースにもなった下記事件。
2010年11月、北京の自宅において中国当局により軟禁された。艾未未は四川大地震で校舎の下敷きになり児童が死亡したことについて、当局の責任追及をしたり、上海市の人権活動家馮正虎のドキュメンタリー制作に関わっていた。

2011年4月3日、艾未未は香港へ行く予定だったが、北京首都国際空港で出国審査を受けた際に、2名の出国審査官に彼の助手と引き離され、他の場所へ連行された。その後、艾未未の携帯電話の電源は切られ、彼とは連絡が取れなくなった。また当時、艾未未のスタジオ付近には15-20名の私服警察がいて、艾未未のスタジオを捜索し、取り調べを行うため、8名のスタッフを北京市朝陽区南皋出張所へ連行した。一方、艾未未の妻である路青は警察により一人自宅に軟禁状態となった。艾未未のスタジオの入口前後50メートル先には立ち入り禁止区域が設けられ、いかなる人物も車両も近づけない。新浪微博(Sina Microblog)で「艾未未」をキーワードで検索すると、「関連法規および政策に基づき、検索結果は表示しない」と表示される。同時に、新浪は艾未未の拘束関連の内容をすべて遮断している。米国の著名な建築家Lebbeus Woodsは自分のブログで「成都で建設中のわたしのプロジェクトを一時中止する。さらに、艾未未が釈放されるまで中国に関連するすべての建築プロジェクトを一切受けない」という声明を発表した。

2011年4月4日、国際人権救援機構(Amnesty International)アジア太平洋地域責任者サム・ザーリフィ(Sam Zarifi)は、艾未未は「中国ジャスミン革命」についての呼びかけに一切関与しておらず、彼を逮捕する理由は見当たらないと指摘した。路青はAP通信の記者の取材に対し、警察は艾未未がどこにいるのか、なぜ彼を拘束したのか、またどのくらい拘束するつもりなのかについて一切答えなかったと話した。ドイツのギド・ヴェスターヴェレ(Guido Westerwelle)外相、イギリスのウィリアム・ヘイグ(William Hague)外相、フランス外務省、アメリカ合衆国国務省、CrabClubは、中国当局に艾未未を直ちに釈放するよう求めている。
同年6月22日に保釈となった。報道によると、理由は艾未未が罪状を認めたことや持病を考慮してのこととしているが、前記の批判をかわすためとの観測もされている[12]。




中国当局ってすごー。としか思えない事件ですよね。
アイ・ウェイウェイは中国のアーティストだけあって、中国国内だけで何度も問題を起こしています(とは言っても他国では問題にならないことだったりするのですが)。写真をごらんください↓
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中国・北京の警察当局が17日、ポルノをインターネット上で拡散させたとして、現代芸術家の艾未未(アイ・ウェイウェイ)氏のヌード写真を撮影したビデオ撮影家をわいせつ容疑で尋問したのを受け、艾氏を支持する人たちが自分のヌード写真をウェブサイトに投稿し抗議している。
2011年11月21日午後までに、約70人がウェブサイト「Ai Wei Fans' Nudity―Listen, Chinese Government: Nudity is not Pornography(艾未ファンのヌード―中国政府よ、ヌードはポルノではない」上で、自分のヌード写真を投稿、艾氏に連帯を示している。
問題とされているのは、艾氏が女性4人と裸で写っている写真。支持者らは今回の警察による撮影家への取り調べは、艾氏に対する政府の嫌がらせだと主張。自分のヌード写真2枚を投稿したWen Yunchaoさんは艾氏への新たな「迫害」だと政府を非難した。

艾氏はロイターに対し、自分のヌード写真は政治的な深い意味は全くなく、政府を批判する意図もなかったとした上で、政府が写真を「反抗的な行為」と受け止めたのだろうと語った。ヌード写真を撮影した理由については、「恐怖と孤独感を取り除く方法だったから。恐怖と孤独感は、ある特定の社会の特性を定義している」と明かした。
艾氏は今月に入り、税務当局から追徴課税や罰金などで計1500万元(約1億8700万円)を支払うよう命じられ、15日に845万元の保証金を支払っている。



とにかく問題を起こしっぱなしなんです。
私が通ったロンドンの某芸大の授業でテートモダンの見学に行きました。テートにも彼の展示物があるのですが、ウェイウェイを説明する時に私のチューターでもあるマーティン先生がアイ・ウェイウェイの事をアジアが誇る偉大なアーティストだと言っていました。遠く離れた権威ある芸大の先生にまで影響を与えるパワー凄いです。


非常に長い前置きになりましたが、今回はJEU DE PAUMEで開かれているAI WEIWEIの写真展についての記事です。ちなみにこの写真はパリファッションウィークで配られる小冊子MODEMの表紙になっていました。
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こちらの冊子にはパリコレ期間に行われる展示会情報、ショー日程、各プレスルームなどの連絡先、更にはMODEMおすすめのパリレストランからホテルの紹介まで何でも掲載されている冊子なのです。


JEU DE PAUMEについては以前紹介した記事をご覧下さい→ダイアン・アーバスをサーチ!サーチ!サーチ!


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入場するにも毎回並びます。
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今回も会場では写真を撮ることができなかったので、抜粋します。



こちらはどこかの国のテレビ局が取り上げた今回の彼の展示のビデオです。


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ホワイトハウスですよ、これ。


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別にパリは権威じゃなくね?


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こんなことするから問題になるんだって思わざるえない写真です。日本だったらエッチ系雑誌の投稿写真を思わせますが


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ここでこんな事をするから、問題になるんだって。


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2008年5月の四川大地震の時の写真。社会活動もしています。2009年8月に学校倒壊や欠陥を調査する目的で活動家らと成都市を訪問した際に艾未未は警官に殴打され、以後頭痛を訴えるようになった。9月にはドイツ・ミュンヘンで入院し、脳内出血と診断され手術を受けた。


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勿論、コンセプチュアルアートも。


天才の条件は多作であること。
という定義は聞いたことがあると思います。ピカソもありえない程多作だし、ギュスターヴ・モロー美術館にも先日行ったのですが、ありえない程の作数が展示されていました。我が国の偉大な漫画家手塚先生もあてはまりそうです。日本のアーティストでは現役では大竹伸朗が多作ですね。
AI WEIWEIの活動の幅はありえないほど広くて多岐に渡ります。多作の人に本当に憧れます。




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ロダン美術館を サーチ!サーチ!サーチ!

ショーの合間にお昼に友人とよく行ったお店は千葉県津田沼からやってきたなりたけらーめんです。このブログで初めて食べ物を紹介します↓

オープンの20分前には既に行列ができるほどの人気店。
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去年の秋にオープンしたばかりですが、既にパリ在住日本人やパリっ子にも人気です。私も毎回並んで食べにいきます。
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このこってり具合。外国のらーめんは美味しくない説を覆すジャパニーズこってりらーめんクオリティです。日本のホンモノのらーめんの味をパリっ子が知ることができて嬉しい。



パリは第一日曜日に国が運営している美術館の大半が無料で入場できます。私もISSEYのショーに入れなかったあの後に(笑)ロダン美術館に行ってきました。今回はそのロダン美術館をレポート。



というわけでいきなりですが、「考える人」↓
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流石に世界有数の有名な彫刻だけあって、この彫刻だけやたらとギャラリーの皆さんが写真を撮りまくりです。


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こちらの彫刻の左奥に見えるテントですが、前日にChristian Diorのショーが行われていました。そのショー会場の名残が残されています。ちなみショーではこのようなテントが作られていたそうです↓


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一応、これロダン美術館の中に作られたテントです。しっかり箱状になっているのでわかりにくいですが。




引き続き、彫刻をサーチしましょう。
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正面から見ても、


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横から見ても変わらぬ美しさ。



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正面から見ても、


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斜め横から見ても変わらぬ美しさ。



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正面から見ても、


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後ろから見ても変わらぬ美しさ。



オーギュスト・ロダン - フランソワ=オーギュスト=ルネ・ロダン(François-Auguste-René Rodin, 1840年11月12日 - 1917年11月17日)は、フランスの彫刻家。19世紀を代表する彫刻家とされ、『近代彫刻の父』と称される。代表作に『地獄の門』、その一部を抜き出した『考える人』など。

ロダンはボザール美術学校へ入学することができず、独学で彫刻を習得したそうです。40歳を目前にして奥さんとのイタリア旅行でドナテッロとミケランジェロの彫刻に衝撃を受けたロダンは「アカデミズムの呪縛は、ミケランジェロの作品を見た時に消え失せた」といいました。


私が惹かれる絵画表現にアカデミズムがあります。
勉強に勉強を重ね、写真よりも美しい現実を超えた写実主義表現にいつも美術館で溜息の出る思いでした。ロダンはアカデミズムを習うことができず、装飾職人として青年期を過ごしました。本当にこれは感慨深いことです。学問はどの世界においてもやはり重要であるだけに、その呪縛は大きかったものではないかと推測されます。


ロダンの彫刻を実際目の前で見て、本当にその美しさに圧倒されました。
私は正直言って、「絵」の方が好きなので彫刻には興味がありませんでした。このロダン美術館に行くまでは。前から見ても、横から見ても、後ろから見ても、下から見てもどんな角度から見ても100%完璧に美しい彫刻群。広い庭とのシチュエーションもより一層この作品達を引き立たせています。こんなにも美しい作品だから後世に残る事が納得できます。

キュビズムの絵は興味があるけれど、キュビズムの彫刻や現代アートの彫刻は今までいつも見向きもしないで通り過ぎていました。しかし、このロダンの作った彫刻の美しさのおかげで私の視界は確実に広がりました。どうもありがとう、ミスターロダン。また1つアートに目覚めることができたよ。



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Jean-Charles de Castelbajacを サーチ!サーチ!サーチ!

Jean-Charles De Castelbajac(ジャンシャルルドカステルバジャック)フランス人デザイナー、ジャン・シャルル・ドゥ・カステルバジャックが1974年にパリで設立したブランド。従来衣服には使われたことのない素材やフォルムを用いるなど独創的なアイデアで知られるデザイナーの一人。


いつも乗っているこのバスに乗って、
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向かった場所はルーブル美術館のほぼ真向かいのL'Oratoire du Louvre(オラトワール・デュ・ ルーヴル教会)。
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前のショーのアニエスベーからこの会場まで大渋滞だったため、ショー本来の開始時間から20分すぎて到着。会場の規模の大きさと満員さに関心。
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ショーが始まると上空の方からライブ演奏が聞こえてきます。
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演奏しているのはWOODKID。このPVも本人が作成しているそう。


WOODKIDはフランスの映像ディレクターYoann Lemoineの音楽活動時の名。28歳にして既にCMアニメーション分野で賞を取り、YelleやKaty PerryなどのPVも手がける、動画/アニメーション/写真/3D/ミュージック/イラストレーションetc.何でも出来るマルチ・アーティスト。フランスと英国のアートカレッジで学び、現在パリ、ニューヨークを活動のベースにしている。


ちなみにラナ・デル・レイのこのPVも彼が手がけているそうです。





という今一番流行な人選でショーを開催したカステルバジャックの映像と写真をご覧下さい。



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非常に好きなイメージのコレクションでした。このコレクションにはパリらしい華やかさも感じることができました。今、私は確かにパリコレを見ている。という実感を与えてくれるショーは日本人として面白がれる部分だと思います。モードブランドらしいカッティングの服、カラフルな色使い、スタイリングも演出も音楽家のセレクトも素敵。ファッションとは流行でもあるという部分を見せてくれたショーだと思います。


満足して見終えたショー。
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agnes b.を サーチ!サーチ!サーチ!

以前の記事に取り上げなかったのですが、メンズコレクションの時も見に行ったagnes b.のコレクションを紹介します。毎回ショーにご招待して頂ける事に感謝です。


ちなみにメンズコレクションの映像はこちらです。



会場は11区のHotel Salomon de Rothschild。ホテルでのファッションショーというのは昔から定番ですね。
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シートは国別に分けられています。
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ホテルならではのキレイなシャンデリア
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それでは今回のショーと映像をご覧下さい↓




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最初に見て頂いたメンズコレクションとの繋がりを感じるプリントのアイテムがありました。コーディネートはアニエスベーの場合、一貫したスタイルがあるので突然突飛な事になったりはしません。不変なるアイテムがあり、ポイントで差すようなアイテムがある。フレンチカジュアルスタイルの定番を作ったブランド。今回その中でも目についたのがショーの中盤から後半に登場した全身オレンジ色のコーディネートや淡いピンクのニットのセットアップなどです。秋冬のコレクションなのに春の軽快さを感じさせました。暗い色を着て暗い世の中を嘆くよりカラフルな洋服を着て気分もいつも明るくしていきたいものですよね。


ちなみに我が家の5軒隣にはアニエスベーが経営するギャラリーがあります。下記画像はそのギャラリーでのものです。合わせてご覧下さい↓
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フランス人アーティストのclaire chesnierさんのリトグラフ作品。
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こちらはギャラリー内にある中庭の展示物。
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puppetさんという方の作品群。
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昨年はイギリスの音楽レーベルのROUGH TRADEのポップアップショップをパリのアニエスb.に建てていました。企業として若手のアート作家を支援する姿勢、素敵な音楽を世の中に広めようとすること、本当に素晴らしいと思います。こういう世界的に有名なブランドがお金だけではない部分を育てようとすることって、若手クリエイターにとって大きな助けになるでしょう。日本ももっとこうなるといいですね。


ショー終了後のロビー↓
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ISSEY MIYAKE を サーチ!サーチ!サーチ!

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この日行われたショーでGala fashionが表紙に選んだのはクリストフ・ルメールがデザイナーを務めるエルメス↓


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今日は同じ日に行われたISSEY MIYAKEのショーをレポートします。こちらはGala fashionの記事↓



会場は8区にあるグラン・パレ。
グラン・パレ(フランス語:Grand Palais)は、フランスのパリ8区にある大規模な展覧会場・美術館。1900年のパリ万博万国博覧会のために建てられた。



ちなみにこちらで3/24より、HELMUT NEWTONの写真展が行われます。会場の入り口にはその宣伝が↓
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そしていつものようにありえない行列↓
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前のショーが押すと次のショーに入るのに確実にショー開始時間を過ぎてしまうので、とても大変です。招待状を持っていても、シートのチケットではない場合もあるので、その場合はスタンディングの列に並ばされます。私がもしファッション業界の仕事をしていて大物であれば、そんな苦労はしなくて済むのですが(笑)



別ラインのA-POCや132 5. ISSEY MIYAKEなど新しい服を想像するISSEY MIYAKEはプレタポルテでもその匂いのするコレクションを打ち出しています。ショー画像を抜粋するのでご覧下さい↓


土臭い色使いでもモダンに仕上げるISSEYらしいコーディネート。
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フューチャーなコート。そして多分暖かく、着心地もよさそう。
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ジオメトリックプリントで更に未来的。
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このパンツの柄はショーの招待状にも使われています。
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ANDREA CREWSのショーでも見られたターバンコーディネート。
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ISSEYさん本人がデザイナーの頃は実は世代が違うためあまりよく知らないです。しかし、ISSEYが打ち出したデザインは本当に美しく(吉岡徳仁とのコラボレーションは本当にビューティフル)、アートピースとしての服としても価値が高いと個人的に思います。現にA-POCはポンピドゥセンターの美術館にも常設展示されています。


こちらは97年のISSEY青山店とパリ店で発表された吉岡徳仁のsnowの再構築作品で2010年に行われた六本木ヒルズの「ネイチャー・センス」展より抜粋。
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私もこの時にヒルズの森美術館に足を運びましたが、綿のような雪が舞う様は美しかったです。



実は!
裏話があります。私今回このISSEYのショーを見ておりません。笑える話なのですが、ショー会場に入場することができませんでした。勿論、招待状は持っていたのですが、スタンディングだったので大量の行列に並ぶしかなかったのです。ショー開始予定時刻から25分が過ぎた頃、列が動き出しました↓

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前にいた30人ぐらいが入場すると、セキュリティがドアがクローズ。席のあるマダムやムッシュー達も入ることができません。中から1人の男性が出てきて説明を始めました。「お並び頂いた皆様申し訳ありません。会場のセキュリティの関係でこれ以上の入場はできません。ショーはもうスタートしております。ですので、入ることはできません」との事。
勿論、招待状を持っているわけで皆様食い下がる。当たり前ですよね、ちゃんと並んで順番を待っていたわけですから。(ショーにはチケットを持っていない人もとりあえずスタンディングの列に並んでみる。入れたら入る。などという習慣があるので、人気のショーは列が必然的に異常に長くなります)ショーが始まったら、会場に入る事ができないのは有名な話なので、私は少し様子を見てから諦めました。こんなハプニングも起こるのがパリなんだという事を実感した1日でした。



入り口でのひとコマ。
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On/Off ファッションムービーを サーチ!サーチ!サーチ!

以前紹介した On/Off にはファッションムービーのコンテンツがあり、写真では収まりきれないファッションイメージを見る事ができます。きっとこういったコンテンツの始まりって、NICK KNIGHTのShowstudioだと思うのですが、今では色んなムービービジュアルをファッション側が作るようになりました。今日はそんな On/Off の中から幾つかのビジュアルを抜粋します。


On|Off Fanzine Film : Andrea Crews ft. Chantapitch Wiwatchaikamol from On|Off TV on Vimeo.



ANDREA CREWSについては以前の記事でも取り上げたとおりです。実際の洋服よりもヴィジュアルイメージに落としこむとよりアート性が増すことが証明されるイメージビデオ。クンビアミュージック風の音楽とアンドレアクルーズの相性の良さに注目。


On|Off Fanzine Film : Bernhard Willhelm ft. La Compagnie du Bon Gout from On|Off TV on Vimeo.



こちらのビデオは今年の1月に行われたメンズコレクションをモチーフに製作されているようです。その時の模様はコチラ



カルチャーが見えるファッションビジュアルはとても素敵で美しいですね。



SWITCH ON from On|Off TV on Vimeo.



こちらのビデオはDAZED&CONFUZED創立者で写真家でもあるRANKINがディレクターをしたそうです。こういう「感覚」だけ判断するしかないビデオの格好よさって理解するのが難しいですね。私的にはランキンといえども、これあんまり良くなくね?というような心境です。



ちなみに個人的にRANKINといえば↓の写真なイメージ。
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ヌード×美しい裸というお題目は古くからあるもので、普遍なるものです。
その中で一番美しい裸の女性を撮るフォトグラファーは個人的にはHELMUT NEWTONだと思っています。あんなに官能的で成熟した女性のヌードを撮れる人がいたことに感動しました。ランキンの写真はデジタル、今っぽいイメージが盛り込まれている写真です。出自がDAZED&CONFUZEDなので当然ですよね。最近のDAZEDが少し調子が悪くみえるのですが、ALEXTHANDER MCQUEEN×NICK KNIGHTの頃のようなエッジィーなデイズドになる事をまた期待しています。



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ALEXIS MAVILLEを サーチ!サーチ!サーチ!

今日でパリコレのショー期間は終わりです。私のパリコレブログはもう少しだけ続きます。9日間にも渡るショー三昧の毎日。デザイナーさんも見に来るお客さんも大忙しだったことでしょう。バイヤーさんや編集者はショーの合間やこれから展示会を回ったり、まだまだやることも多いでしょうが、この期間のパリにいた皆様お疲れさまでした。私もメンズとレディースを合わせてみることができて、メンズ&レディースをとおしてのイメージを作るブランドに関心したり、全く知らないブランドを見に行ったことで、パリの若手ブランドの奥深さを知ることができるいい経験になりました。そしてファッションの世界の楽しい側面、そして嫌だなと思う悲しい面の両方を体験しました。その話はいずれ。。。



前置きが長くなりましたが、今回紹介するブランドはALEXIS MAVILLEです。日本ではFASHION NEWSという本の情報によるとsteady studyというプレスが取り扱いをしています。メンズもレディースも取り扱いを確かしていたはずです。


会場はCercle National des Arméesです。ホテルもありエキシビジョンも行っているところのようです。
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入場の列は相変わらず凄まじい。
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ザ・パリコレなカメラ風景。
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雑誌の有名なV○○○○、N○○○○○などの編集長の方々が座るフロントロー。
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ALEXIS MAVILLE - パリで最も注目を集める実力派デザイナーの一人、ALEXIS MAVILLE。パリのオートクチュール組合学校を卒業後、数々の有名メゾンで経験を積み、<CHRISTIAN DIOR>や<DIOR HOMME>でジョン・ガリアーノのアシスタントを約10年に渡り務めた後、2005年に自身のブランドをスタート。



それではショーの映像、写真をご覧下さい。




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オートクチュールのコレクションもこなすデザイナーだけあって、美しく品のある女性らしいアイテムが多いブランドでした。ショーの後半に登場したボルドーカラーが大人の色気と気品、そして冬をイメージさせました。私が個人的に好きだったのはフェザーがついているアイテムです。女性はやっぱり主役服を着て、美しくいてほしい、ありたいものですね。





「ザ・間に合わないよ〜(>_<)」な一場面↓
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この写真はショーが終わって、次のショーへ向かうのにシャトルバスがショー期間内は運行しているのですが、そのバスに乗り遅れそうになっているという微笑ましいひとコマです(^^)




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ANDREA CREWSを サーチ!サーチ!サーチ!

会場から100mぐらい入場のための長蛇の列が。
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前回の記事で紹介したOn/OffコレクションのANDREA CREWSのショーを見てきました。個人的な話になりますが、昔ANDREA CREWSが世界各地で行ったWORKSHOPに参加したことがあります。彼女達が行うワークショップでしたことは彼女達のブランドのようにリメイクをして服を作ることです。このパリの経験を通して、もう1度彼女達のワークショップ今ならもっといい作品が作れる気がするので参加してみたいです。


ショーのテーマは「MOTHER EARTH」↓
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On/Offにも関わらずかなり大盛況だった会場。
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マフラーがターバン。
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このコーディネートも含めて、全体的に中東の匂いのするスタイリング。
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ベルンハルト・ウィルヘルムなどに近い世界観を持つアンドレア クルーズですが、違いはデザイナーが複数いることと、リメイクをモチーフにした洋服が多いコレクションであること。使われなくなった服を再生して新しいものを生み出すエコ×アヴァンギャルドなカジュアル服を打ち出しているのが彼女達の特徴です。上記画像をご覧のとおり、モデルもプロではなくて、身近な彼女達の友人だったり知り合いだったり。スーパーの袋を持たせて、その中にはネギが入っていたり。その発想は自由でユニーク。デザイナーが複数いるので、発想がアート的寄りでもあります。

褒めてばかりいましたが、厳しい事をいえば、このブランドはスタイリング勝負のようなコレクションになってしまうのが痛いところです。実際ショーで見せるよりインスターレーションでぶっ飛んだ演出/世界観を出す方が向いていると思います。彼女達の過去のコレクションのカタログとかとても素敵でした。


過去のカタログなどのイメージ↓
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イメージだけの写真も格好いい↓
Gregoire Alexandre X Andrea Crews @ Villanoailles_4


きっと今回も素敵なカタログを作ることでしょう。
楽しみだし、期待しています。




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CUNNINGTON & SANDERSONを サーチ!サーチ!サーチ!

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パリコレクションには On/Off という皆さんがイメージするシックなパリコレとは別のショーがスケジュールとして組み込まれています。主に若手のブランドがショーやエキシビジョンを行っているわけです。ロンドンにもメインのコレクションスケジュールとは別にオフスケジュールというのがあって、多分それと同じようなものだと思います。東京にもJFWには掲載されないショーってあるので同じようなものかもしれないです。しかし、昨日紹介したベルンハルト・ウィルヘルムもここに組み込まれているのが謎です。ベルンはMode a Parisにも正式にスケジューリングされているので。


On/Offの会場にはロフトがあって、そこでは幾つかのブランドの展示会が行われています。
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今回見に行ったショーは車会社ランドローバーが協賛したOn/Offのヴィジョナリーアワードを勝ち取って50000EUROをゲットしたCUNNINGTON & SANDERSONです。


彼らのデザインしたプリントがあしらわれたLAND ROVERが会場には飾られています↓
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スケジュールがメインコレクションの合間に挟まれているのでいつもよりちょっぴり少ないカメラさん達↓
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ショーの様子はこちら↓




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ショーに登場する体数が少ないのは若手ブランドならではです。量より質は確かに大事です。


ブランドを継続させるきっかけの1つとしてこういうコンペディションってとても重要なことです。審査員にはLOVE MAGAZINEの編集長で超有名スタイリストでもあるKATIE GRANDが名を連ねているので、KATIEが宣伝することによって、ブランドの知名度があがる可能性があります。誰かにフックアップされないと売れないという現実はとても悲しいですが、それはアートの世界も音楽の世界も一緒でしょう。辛い現実です。CUNNINGTON & SANDERSONがプロエンザ・スクーラーのような道を辿ることを期待しています。




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BERNHARD WILLHELMを サーチ!サーチ!サーチ!

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メンズコレクションに続いてレディースのベルンハルト・ウィルヘルムのショーを見てきました。カジュアルをモードに消化するブランドとして日本でもファンの多いベルンのショー会場はベルンの洋服のような派手なお客さんも多かったです。ショーの様子はこちら。


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この靴欲しい〜!


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このMA-1はメンズでも使われてました。いい意味で凄くださくてイイ!メンズの時はこちら↓

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上の画像のようにメンズのショーとリンクしているアイテムが幾つかありました。ユニセックス的なブランドイメージもあるので当然ですね。個人的には欲しいアイテムばかりです。サーチ的に音楽とファッションを絡める妄想として、もし私がクランク系ミュージックのミュージシャンだったら、こんなアイテムをクルーに着させてこのようなPVを作るでしょうね。



可愛い世界観。おふざけスタイリッシュな世界観も好きです。



こんな感じのお客さんもいたショーでした。ベルンの服って、こういう世界と合いますもんね。



ベルンの洋服は着る人を選ぶかもしれないけれど、アントワープを主席で卒業しているだけあって、ただのストリートブランドとは違う説得力があるカジュアル系ブランドとしては突出した格好よさがあります。ファレル・ウィリアムスのBILLIONAIRE BOYS CLUBもここまで言って格好よかったらもっと買うのにな。日本のバイヤーさんももっと沢山ベルンを買い付けしてほしいです!オンワードさんレディースだけでなくメンズも買い付けお願いします(^^)




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MANISH ARORAを サーチ!サーチ!サーチ!

インド発のブランドというMANISH ARORAのショーを見てきました。


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会場前は相変わらず凄く沢山の人。列で待っていると、道行く人に何の列?と聞かれることもしばしばです。


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入場待ちの方々をパシャリ。大混雑です。。。


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会場に着くとグラフィティアーティストが白い壁にペイント中。


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インタビューしている人を激写。


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そのインタビューされている方。


どんなブランドかはこちらの映像と写真をどうぞ。
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ペインティングにはこの3ワード。
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えっ?と思ったのが正直なところ。



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ランウェイとは別の洋服がフィナーレで登場。気付きにくいですが、ペインティングされた文字と服が同化していました。





会場はとても大きくて有名なジャーナリストの方もいたのですが、個人的な感想はインドらしいカラフルな色使いとスパンコールなどのキラキラとした刺繍使いにインドの方が目指したモードを体感してきたといった感想でした。LIFE IS BEAUTIFULって、意味が深いのはわかるんですが、私の人生経験の甘さや格好いいものに対しての評価が基準にあるせいで、あのペインティングなければ服も素敵に見えるのになと少し思ってしまいました。フィナーレの服の印象を除いたとして、ショーに登場したカラフルな服は元気が出るので好きです。




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The Drums @ La Bataclanを サーチ!サーチ!サーチ!

コレクションだけではなくギャラリーだけでもなくライブを見に行ったりもしています。



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La Bataclanで行われたThe DRUMSのライブに行ってきました。
1stと2ndの曲をそれぞれ演奏したライブの本編はきっかり1時間で終了。アンコールに2曲演奏して彼らの曲のようにサクッと終わりました。私の近くのお客さんが何回も「Let's go surfing」をやれやれうるさかったのですが、最終的にアンコールの最後で演奏しました。私が好きな「MONEY」もやったので一応満足しています。






大きな会場ですが満員でした。
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The SmithsやThe Cureの全盛期をリアルで聞けなかった世代として、The DRUMSはその代わりを担ってくれる人材です。The Strokesも今じゃデビュー時とは全然違う事になってしまったし。。。もう1回見るかと言われるとわからないけれど、1回見ることができたのでとりあえず満足です。次はMy Bloody ValentineやSonic Youthの代わりとして、現存するバンドとしては4ADのDeerhunterが見たいです。


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The DRUMSの曲は消え入りそうな青春を全力で駆け抜ける感が売りだと思うんですけど、その青春みたいなものって儚くて続かないものだっていうのを本人もわかってやっているような最近の(2ndアルバムの)ノスタルジーな曲がまたよいです。もう若さなんて永遠じゃないんだ、でも、若いっていいよねというような葛藤が伝わるライブに寂しさを覚えました。哀愁を感じたライブです。


寂しい雰囲気のライブが終わった後。
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PEACHOO KREJBERGを サーチ!サーチ!サーチ!

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本日のGala fashionの表紙は DRIES VAN NOTTENでした。


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↑注目のGARETH PUGHは今回は少し抑えめ。このページの下にあるPEACHOO KREJBERGのショーについて書きます。



会場はおなじみのボザール美術学校。
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こんなボリューム感のある服や、


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ひきづるほどのロングドレスなどシックなカラー中心の服。


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平均的なパリのモードブランドを連想させました。勿論素敵な意味で。


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と、安心して見ていたら、何やら、、、


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埋もれてますよー(^^)


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こういう激しい風の売り上げを考えない洋服を見たかったので、これらが出てきた時は気分が少しあがりました。
それってありなの?なしなの?というような、困惑させる服はいいな、と思います。


PEACHOO KREJBERGは平均的なパリのモードブランド、安心のクオリティだなと思っていたところ、いい意味でヘンテコなルックがインパクトを与えていて、好き嫌いが分かれるところかもしれませんが、このルックが入ることで私の中では全体的な印象としてよくなりました。グッとモード感があがったと思います。わけのわからないもの、問題提起させるようなもの、理解の範疇を超えたものに出会いたいです。


パリに来て、アートの楽しさを以前よりも深く知ることになりました。ファッションショーを見終わった後に現代アートのギャラリーに行っています。そこで改めてファッションとアートの違いを痛感しています。ファッションの世界は私が今まで思っていたよりも更に軽薄なものに最近感じています。アートの強度と深度にプレタポルテのファッションは追いつく事はできないのだな、とより思うようになりました。プレタポルテは勿論、みんなが着る服なのだから当然なのでしょうけど。 こんなにも沢山の事を考えさせてくれるきっかけになったパリの事が好きだなと改めて思う今日この頃です。




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Limi feuを サーチ!サーチ!サーチ!

このショー期間中に私事ですが、引越を致しまして現在ポンピドゥセンターの裏に住んでおります。
Limi feuのショーは偶然にも私の現在の家から徒歩1分の所で行われました。会場写真はこちら↓


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みんなが思い描く雰囲気のあるパリっ子のイメージ。なんとなくな個人的な主観ですみません。
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(多分)素人の方が着るとリアルクローズさに拍車がかかります。着た時をイメージしやすいかも。
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やまだないと的なパリ感。
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素人の方で雰囲気のある人をピックアップしてモデルに使ったLimi feuのショーの感想は日本人が着た時をイメージしやすいルックだらけでした。外国の方が着ても勿論似合うと思いますが、日本のブランドだけあって、この洋服と日本の女性が着た時のマッチ感が他のパリブランドよりも浮かびやすかったです。
私の知り合いはシャネルの雰囲気もあるよね、と言っていました。なるほど、女性らしさの打ち出し方は在りし日のココ・シャネル感が確かにあったと思います。私としては漫画家のやまだないとが描くパリジェンヌのイメージを打ち出したようにも思えるショーでした。



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NICOLAS ANDREAS TARALISを サーチ!サーチ!サーチ!

コレクション会場へ行くとお姉さんが昨日行われたファッションショーのレポートが書いてある雑誌を配っています↓

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昨日のショーの中ではANTHONY VACCARELLOが一番よかったようです。確かに画像を見る限りでも素敵です。

Gala fashion というマガジンです。10ページぐらいの雑誌なのですが、最後に行われたショーが夜の21時、実質22時に終了したとして、その翌日の昼、12時間後ぐらいには雑誌にしてまとめあげて無料で配るこの性質って、凄い以外何物でもないと思います。



今回取り上げるブランドはNICOLAS ANDREAS TARALISです。


NICOLAS ANDREAS TARALIS - フランス・パリを拠点とするファッションブランド。2004年、Nicolas Andreas Taralis(ニコラス・アンドレア・タラリス)が創立。主にレディースを展開。デザイナーNicolas Andreas Taralisは、Helmut Lang(ヘルムート・ラング)のもとで学び、「Dior Homme(ディオール・オム)」でHedi Slimane(エディ・スリマン)のアシスタントデザイナーを3年間務めた経歴を持つ。タイトなラインでマスキュリンかつ時にアバンギャルドなデザインが特徴。モノトーン色が中心。

というキャリアの持ち主。個人的な思い出なのですが、デビューしたばかりの頃のニコラスの洋服をパリで見た事があって、その時の印象が猛烈に良かった事を記憶していたので(DIOR HOMME全盛期のレディース版のような服を作っていました。出自が出自だけに当然ですね)、今回、このショーのインビテーションをもらえた時は嬉しかったです。


会場は昨日、JULIEN DAVIDが行った場所と同じところ。
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日本の伝統楽器の演奏者が待機↓
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カメラマンは毎回このような感じで待ち構えています。
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ご覧の通り、ジャパネスク全開でした。
琴か日本の伝統楽器の演奏者+ノイズ音楽のミックスをバックミュージックにしたショー。モデルのヘアイメージももろにちょんまげです。洋服は得意のモノトーン。素材はサテン、シースルーが目につきました。ハイテク感とジャパネスクのミックスイメージ。ちょんまげの作りもNEOな感じを打ち出してはいた気がします。
何かと困った時のデザインソースに用いられるのはオリエンタル、アフリカン、そしてこのジャパネスク。このわかりやすい個性をどれだけ自分なりに消化できたかがデザインの分かれ目な気がします。美しく、かつ格好よく、独創的であり続けるには困難を極めます。



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サーチです。
サブカルチャーに憧れた思春期を過ごし、ロンドンの某芸術大学の門をたたく。その後、メジャーとサブカルの両方をこよなく愛するように。世界中のアート、音楽、ファッションをちょっぴりサブカルの視点から紹介します。アートは若葉マークにつきご注意下さい。

ブクログ始めました(私の本棚)↓
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