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ART KYOTO 2012を サーチ!サーチ!サーチ!2

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本日も国際会館と烏丸御池ホテルモントレの2会場で開かれたART KYOTOへ行ってきました。今日は11時からのトークショーと13時からの各ギャラリー案内トーク、そして15時のトークショーの3本立てで聞いてきました。トークショーはある意味、本1冊読むのと同じぐらいの知識を得る事ができる気がします。


11時のトークショーはART KYOTO実行委員のギャラリーneutronの石橋さんという方が司会を務め、パネラーに「観光アート」著者の山口裕美さんとMUSUBIの奥野さんという2人の方がお話をしました。

山口裕美(やまぐち・ゆみ)アートプロデューサー。「現代アートのチアリーダー」として、現代アートの応援団を作るべくウェブページ、トウキョウトラッシュを主宰。アーティスト支援NPO法人「芸術振興市民の会」(CLA)理事。e AT金沢99総合プロデューサー。学校法人KIDI学園顧問。著書に「トウキョウトラッシュ・ウェブ・ザ・ブック」(美術出版社)がある。現在は東急電鉄のラジオ、FMサルースのパーソナリティーも務めている。



トークショーの前にお三方は日本のアートシーンのネガティブな話にはならないようにしようという事でしたが、直接的なネガティブ意見はできませんが、ところどころやはり日本のアートシーンに対して嘆いていました。


それは中国や韓国のアートシーンと比べて、日本という国のアートへの取り組みがもうどうしようもないだとか、奥野さんのご経験で、海外のアートフェアの日本のブースで奥野さんが作品を買いにいったのだけれど、「よそ行き」の格好ではなかったせいで、ギャラリストに舐められるといった、人を差別する、実際にはお金をしっかり持っているし買い物にきている優良顧客であるにも関わらず、お客の本質を見抜けないギャラリストへの不満。女性はエルメスのバッグを何個も買わないでアートを買え!といったような嘆き。

確かに100万円もするバーキンを買うようであれば、素晴らしいアート作品に出会えそうです。話を聞いていて思ったのですが、世の中のカルチャーに関わる日本のシーンは全て自分が身を削って頑張っている自分のカルチャーに不満があることに気付きました。


例えば、音楽シーン。
格好いい音楽を一生懸命作っている方たちはメジャーで軽薄なマーケティング論などだけで売り上げを出せるポップミュージック(良質なポップスは除く)を非難しています。個人的な意見ですが、DOMMUNE界隈の人達はもっといっぱい売れてほしいものですね。
例えば、ファッションシーン。
こちらも音楽シーンのようにジャンルの細分化があり、ハイブランドかファストファッションの2極化が進み、中間にいるファッションブランドはどんどん潰れていっています。ファストブランドやギャル系ブランドは露骨にハイブランドのデザイン、イメージまでもパクっていて、デザインは全て出し尽くされたのではないかと思うほどです。
そして最近の私の興味の対象になっている、アートシーン。
こちらはトークショーを聞いていて、よくわかりました。日本のアートシーンって大変なんだ。アーティストがむくわれないのが他の国のむくわれなさよりも酷いということ。私達の国は先進国なのに、どうにもならないほど幼稚な子供の国であるということ。


などなど。兎に角そのカルチャーの中で頑張ろうと取り組んでいる方達ほど、そのカルチャーへの不満が沢山あるわけです。これはきっと他のどんな事にも置き換えられる話題なんだろうな、とも感じました。


印象に残った言葉は山口さんがおっしゃった「戦略なくして戦術なし」といった言葉。確かに猪突猛進では、その場は凌げても先には進めないよなと思っていたら、今度は残念な話題が1つ。来年はART KYOTOは開催されないそうです。トークショーの中で石橋さんがおっしゃっていました。今まではなんとかやってこれたけれど、実際にたったの5ヶ月の準備では準備不足すぎだそうで、じっくりしっかり今度は開催したいとのことです。次回開催される場合は今回よりもオペーレーションもコンテンツももっとボリュームアップしているよう頑張ると意気込んでおられました。



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次にブース&会場案内をしてくれるツアーがあり、それに参加してきました。おかけんたさんというダウンタウンと同世代の方が現代アートコレクターとして有名なんだそうで、ツアーナビゲーションをしてくれました。

まっちゃんと仲良しだそうです↓



実際におかさんがナビしてくれている写真がこちら↓キースへリングのシャツを着て説明中。
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時折、お笑いの方だけに小笑いを挟みながらのナビは初心者の私達にとっても聞きやすかったです。



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ナビしている時に見かけた漫画家のしりあがり寿さんの出展作品はパリで見たDAVID SHRIGLEYをかなり彷彿とさせました。まさかあのしりあがりさんがSHRIGLEYさんと繋がるとは思わなかったのですが、自分の中で勝手に気がついて何かを思い出す作業ってユニークなことだと感じるのです。これもまたアートマジックなのかもです。

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最後に聞いたトークショーは現代アートコレクターとして日本では有名な宮津大輔さんという方のトークショーです。説明はこちらを読んで頂くとして。


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この方のお話がとても面白かったです。聞けて大満足しました。サラリーマンコレクターが大富豪の方々とは違うベクトルで格好いいコレクターへの道を示してくれていました。お金が潤沢になくともオルタナティブなコレクターになれるんだなと思いました。宮津さんは昨年、台湾の台湾近代美術館で自分のコレクトして作品のキュレーターとして「Invisibleness is Visibleness」という展覧会を開催しました。その作品コレクションの映像を見せて頂きながらのお話はとても貴重でした。


こちらがその展覧会のために作られた宣伝PV↓



宮津さんが集めたコレクションが洗練された格好いいものだということがよくわかるPVです。私がこのブログでも紹介したことのあるJan Fabreの作品も持っているとのことでした。いいな〜!宮津さんはアートのドリームハウスプロジェクトやアーティストに年賀状を頼むプロジェクトを行っているそうで、今年の年賀状は田名網敬一さんが作ってくださったそうです。凄すぎる。。。本物の人って、やっぱり違うんだなということを実感しました。


ドリームハウス↓
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こちらは宮津さん所蔵作品の1つYU CHENG TAさんのビデオ作品↓0:00 - 1:00過ぎまでがそれです。



今日もトークショーがメインの話になってしまいましたが、トークショーってこんなに楽しいものだったのかという感想でした。つまらなければ席を立ってもいいし、気楽に聞けて無料で楽しめるトークショーは知識を増やすのに絶好の機会でした。明日からは私が見たギャラリーの作品をお届けしたいと思っています。よろしくお願いします。


今日も信じられないほど天気が良くて、京都議定書で有名な国際会館の外回りを散歩してみました↓
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こちらはお庭にあったイタリアの大理石を使った彫刻作品↓
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サーチです。
サブカルチャーに憧れた思春期を過ごし、ロンドンの某芸術大学の門をたたく。その後、メジャーとサブカルの両方をこよなく愛するように。世界中のアート、音楽、ファッションをちょっぴりサブカルの視点から紹介します。アートは若葉マークにつきご注意下さい。

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