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「ひっくりかえる展」を サーチ!サーチ!サーチ!

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現在ワタリウム美術館で開かれている、現代美術集団Chim↑pomがキュレーターを務める「ひっくりかえる展」を体験してきました。感想はまとめてポリティカルアートを見ることができて大満足! でした。まずそれぞれの経歴を↓


Chim↑Pom, Japanチン↑ポム(日本)
2005年、エリイ、卯城竜太、林靖高、水野俊紀、岡田将孝、稲岡求で結成したアーティスト集団。「目の前の現実」がはらんだ問題や暗部に全力で向き合う。社会的メッセージの強い作品で評価を得る。海外からも注目され、国際展への参加も多数。2010年、作品集『Chim↑Pom』を刊行した。近年では11年、ソウル市立美術館での「CITY-NET ASIA 2011」、MoMA PS1でのスクリーニングなど、展覧会に多数参加。

JR ジェイアール(フランス)
フランス出身、1983年生まれ。壁に絵を描くのではなく、巨大な写真を貼るというグラフィティ表現を用いる。弾圧や貧困、差別のもとで暮らす人々を撮影し、現地の人たちと壁に貼るプロジェクトを世界各地で展開中。現在はパリとニューヨークを拠点に活動。

2011年、世界を変える「価値あるアイデアの普及」を目指すTEDプライズ受賞。2007年、第54回ヴィネチア・ビエンナーレ、08年、「時代の肖像展」(テート・モダン)、11年の「パリ・デリー・ボンベイ展」(ポンピドゥー・センター)などに参加。主な個展に11年の「エンカレッジ展」(ギャラリー・ペロタン パリ)など。

ヴォイナ(ロシア)
2005 年、オレグ・ヴォロトニコフとナタリア・ソコルによりモスクワで結成したアート集団「ヴォイナ」。06 年にアレクセイ・プルツセル=サルノ、09 年にレオニド・ニコラエフが加入。同年にカスパル・ソコルが誕生し、この5人を中心メンバーとして活動。「ヴォイナ」とはロシア語で「戦争」を意味する。
ロシア政権や警察、資本家を敵視し、神父の服に警察の帽子という扮装での万引き、博物館で公開セックスなど、挑発的なアクションを次々と決行。そのアナーキーぶりは、当局にとって危険分子以外の何者でもない。

アドバスターズ1989- 雑誌(カナダ)
カナダのバンクーバーに本拠を置くアドバスターズ・メディア財団が発行する隔月刊誌。ドキュメンタリー映像作家であり、『さよなら、消費社会』(大月書店)の著者としても知られる資本主義活動家カレ・ラースンにより1989年に創刊。誌面を飾る過激なグラフィックや、グラフィティの枠を超えて活動するバンクシーらの作品は、政治的プロパガンダとマスコミの欺瞞に対するパロディーや揶揄である。
広告をいっさい掲載せず、世界で約12万部といわれる購読料のみで運営していることが、自由で毅然とした「現在」批評誌を可能にした。

イエスメン
The Yes Men
アクティヴィストのジャック・サーヴィンとイゴール・ヴァモスの二人、ならびに彼らを中心とする無数の支持者たちの匿名のネットワーク。ウェブサイトや新聞などをの偽造を通じてメディアを攪乱する活動で知られる。「フリーダムにも限度があるべきだ」と本人に非難されたジョージ・ブッシュの選挙用サイトの偽造(1999-)に始まり、WTOやカナダ環境相などの公共的な組織・人物の影響力を利用し、人々の社会問題への意識を高める活動を続けている。



というわけで早速展示されていた作品と私の感想↓

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Chim↑pom「つきささる」

このガラスの作品見た事があったのですが、はっきりいって、1点だけじゃ、雑誌やメディアでこの写真を見ただけではわからなかったです。しかし、今回この展覧会に行って、説明を見て納得できました。切り抜いた鏡が3Fに展示され、その穴から2Fの抜かれた方を見下ろす時、なんだかわからないモヤモヤした気分が沸き起こりました。それは多分、この国に対してのクエスチョンなのかもしれないし、全てのものは「もろい」ということをもう1度このアートを通じて感じたのかもしれないということです。


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Chim↑pom「いきのこる」

とにかく燃えていました。Chim↑pomって、意識しているのかいないのかわからないのですが、美味しい部分って全部エリイさんが持っていっていますよね。それはこのグループのアイコンであるから当然だと思うし、何よりエリイさんの自由さがどの画面で見ても引っかかります。一番何も考えてなさそうで、一番目立って、面白そうだし、ふざけるの楽しいし、やってみよ~みたいな適当な雰囲気が彼女の様子を見ているだけで伝わります。本人がどういうスタンスで活動しているのかはわかりませんが、わざとギャル風に見せてるのも含めて、美味しい人だなと思うのです。


ビデオに写っていた、ワタリウムの外にある「非常口」はこちら↓
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Chim↑pom「スーパーラット」

一躍彼らを有名にしたスーパーラットも飾られていました。剥製にされたねずみは「カワイイ」なんて気安く言えない。。。これが真実。


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Chim↑pom「レッドカード」

原発関連の作品も幾つかありました。原発問題に関しては日本国民である皆様ならそれぞれの意見をお持ちだと思いますので割愛します。とにかくバカな事は一刻も早くやめてほしい。利権で日本を壊さないでほしい。それだけです。




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VOINA「指名手配犯ヴィオナ」

この指名手配犯のビラは、法廷に立つメンバーのオレグ・ヴォロトニコフのポートレートです。こちらの作品は今回ワタリウムの入口に飾られていました。その写真が↑なのです。


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VOINA「後継者のためのファック、メドベージェフの小熊!」

パリのポンピドゥセンターの1Fにある本屋さんで50人(ユニット)ほどのポリティカルアートをまとめた本が売っていました。本があまりにも分厚くて買う事は断念したのですが、その本の中で一番目を引いたのがこちらの写真だったのでした。個人的な思い出が蘇る1枚。


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VOINA「KGBに捕まったペニス」

ご覧の通りです。。。子供のおふざけ。ファッ●ポリティシャンという意味もあるのでしょうが、便所の落書き感全開ですが、アートとは意味のあるもので意味のないものであることを痛感する側面を持った作品。実際にこちらを作成するのにヴォイナのメンバーは警察にボコボコにやっつけられていました。バカなことするのに体を張る!馬鹿馬鹿しいのって全力でやるからバカらしくて楽しいものです。ジャッカスの側面もあると感じます。


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Adbusters

アドバタイズをバスターズするという意味だそうです。広告なしで購読料のみで運営している雑誌だそうです。中身は社会的側面あり、グラフィティ側面あり、VICEのバカな部分をなくしたスタイリッシュなイメージ。何で今まで知らなかったのか、自分。。。



The Yes men
町山智浩さんが昔、東京MX TVのご自身の番組で紹介していたので存在は知っていました。マイケルムーアとは違ったベクトルで格好いいアート活動をしているので、興味のある人は調べてみて下さい。上記映像は今回の展示とは別のお話です。



JR「TED PRIZE SPEECH」
こちらの映像は展示とは違いますが、同じようなものとして取り上げています。SAVE THE WORLDじゃなくて、CHANGE THE WORLDなお話。高尚なアートにも思えますが、きっかけは2005年のフランス暴動だそうです。このスピーチを聞き終わる頃にはただのグラフィティアーティストがいっぱしの人権活動家に変わっていく様子がわかります。
パリのギャラリーペロタンが運営している本屋さんでは、JRさんのこれらの作品写真が壁に展示されていました。その時はなんとなくポリティカルアートだろうな、ぐらいの印象しかなかったのですが、今回この展覧会に行って、彼の活動の真意をわかることができました。


Chim↑pomがキュレーターを務めるだけあって、若者視線な展示内容でした。学生運動があった時代から、アートでポリティカルな運動を起こす方達がいました。それの現代バージョンがこの展覧会だったのかなと思います。


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まとめtyaiました【「ひっくりかえる展」を サーチ!サーチ!サーチ!】

現在ワタリウム美術館で開かれている、現代美術集団Chim↑pomがキュレーターを務める「ひっくりかえる展」を体験してきました。感想はまとめてポリティカルアートを見ることができて

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サーチです。
サブカルチャーに憧れた思春期を過ごし、ロンドンの某芸術大学の門をたたく。その後、メジャーとサブカルの両方をこよなく愛するように。世界中のアート、音楽、ファッションをちょっぴりサブカルの視点から紹介します。アートは若葉マークにつきご注意下さい。

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