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東京都現代美術館を サーチ!サーチ!サーチ!

常設展会場の外の廊下に飾られた作品はヤノベケンジさんのこちら↓
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なんというおふざけアート、、、。子供の遊び心を大人になっても持続し続けるヤノベさんらしい作品ですよね。ロッキング・マンモスという作品名から多くのことも連想できるので、着眼点は流石だなと思います。色んな方向の批評が可能。



東京都現代美術館の常設展も見てみました。こちらは毎日14時~15時の1時間「ボランティアによる常設展示ギャラリートーク」が開催されているそうで、それにちゃっかり参加して、美術を学んだギャラリートークをする方と一緒に館内を回り、わからない部分などには質問をして、お勉強に励みました。


入ってすぐに現れるのが韓国のアーティスト Suh DoHoさんのこちらの作品↓
DSC_0268.jpg


DSC_0267.jpg
素材は布でできていて、ワイヤーで吊って展示されています。インパクト大!



場内に入って説明されたのがアート集団「実験工房」についてです。山口勝弘さんのガラスの作品を見て、武満徹さんについての説明を聞き、北代省三さんの作品を眺めて、今回の常設展の特集展示をしている同じく実験工房のメンバーであった「福島秀子」さんの展示に回りました。


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こちらは実験工房メンバーの山口勝弘さんの作品↓
山口勝弘1


同じくメンバーの北代省三さんはこちら↓
北代Kitadai


具体美術協会、フルクサスのメンバーをそれぞれ紹介していきましたが、最後に紹介するのは「実験工房」。この時代の日本人のアート活動は振り返られた今、とても目を見張るものがあったのですね。


福島秀子は、1940年代末より80年代末まで、絵画を中心に発表し続けた作家です。福島の作品では、スタンプ が重要な要素となっています。様々なものを素材にして紙やカンヴァスに押されたスタンプは、運動感に満ちた 筆触や、陰影に富んだ色彩とともに幾層にも重ねられることで、絵画空間に独特の響きをもたらしています。 その絵画世界は、1957年に来日し、「アンフォルメル(未定形)」という美術運動を主唱したフランスの美術評論家 ミッシェル・タピエに激賞され、ヨーロッパで開催された展覧会に出品を重ねました。「アンフォルメル」とは、未だ この世界のどこにもないものを行為とマチエールによって創ろうとするものですが、タピエは福島の作品のなかに、 未知のものに向かって生成されるイメージの力を見出したのでしょう。そうした画家としての活動の一方、彼女は、 当時の前衛的なグループにも積極的に関わりました。1951年、創立メンバーとして加わった「実験工房」は、美術 と音楽を中心として、ジャンルを横断した総合的な空間(環境)の創造を目指すものでした。福島はこのグループ の発表会で、新しいメディアを使った映像作品や舞台衣装、装置等を手掛けています。こうした福島の独創的な 営みを回顧する試みは、これまでそう多くはありませんでした。このたびの展示では、多数の未発表作品を含む 新収蔵作品を中心に、最初期から晩年に至るまで、福島の追い求めた表現の世界を探ります。

福島秀子の参加した「実験工房」は、1951年に結成されたグループです。グループの活動の一端を、作品・映像・資料によ り紹介します。
出品予定作家:大辻清司、北代省三、駒井哲郎、山口勝弘ほか


実験工房は日本のフルクサスだったんだろうなと思います。



福島秀子1


福島秀子2


写真撮影が禁止だったので、画像の紹介はできませんが、福島さんの作品では「五月の振動 Ⅱ」と「五月の振動 Ⅴ」「水平経路に向かって」という3作品が非常に繊細な抽象画で、例えるなら、これ以上クールになりようがないほどモダンなペインティングとして格好よかったです。



1F、3Fはまた別の展示が並びます。
「「クロニクル1945, 1951, 1957-戦後日本美術を見直す」です。

「クロニクル」は、今期より新たにシリーズ化される展示です。当館のコレクションは、東京府美術館(1926年開館、1943年に東京都美術館と改称)ならびに東京都美術館(新館1975年開館)から引き継いだ約3,000点をもとに形成されています。東京府(都)美術館が実に多くの展覧会場であったことから、当館の収蔵作品にはその歴史が反映されており、それゆえ戦後の日本美術をめぐる様々な問題がはらまれているといえます。
「クロニクル」シリーズは、収蔵品を主たる手がかりとして、戦後の日本美術を見直し、考え直すことを目的としています。今期は、「1945,1951, 1957」という3つの年に焦点を当て、各展示を契機として、戦後の日本美術における戦争の問題、新人作家の問題、海外の美術動向との交流の問題などについて考えていきます。」



そこで紹介された作品の1つが田中敦子さんも所属していた先日紹介した「具体美術協会」です。


吉原治良さんの有名なこちらや↓
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白髪一雄さんの↓
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や村上三郎さん、金山明さん、駒井哲郎さんなどGUTAIで活躍した皆さんの作品がそれぞれ1点ずつ展示されていました。これらの作品を見てこの時代の日本のアヴァンギャルドなアーティスト達の事を知らなかったのでためになりました。シンディー・シャーマンやブルース・ナウマンとかばっかり追ってるわけじゃいけないよな、と感じるいいきっかけになりました。というわけで、福島秀子さん、実験工房を中心に収蔵された現代美術館の常設展は日本のアートを知るのに非常に役立ちました。



ロンドンはテートモダンテートブリテン、パリならポンピドゥーセンターパリ市立近代美術館、日本は東京都現代美術館近代美術館に行って、それぞれの国の作家による、近代/現代アートを実際のこの半年ぐらいを通じてまとめてみてきました。

大分、駆け足でみたわけですが、小さなギャラリーも見てきてブログを書くことにより知識も蓄積され始めたこのごろです。そして、どんどん美術館に足を運ぶ度にアートが好きになっていきます。現代アートに関わる人達の知能ゲームに参加できる喜びは無料でできる大人の遊びそのものですね。




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サーチです。
サブカルチャーに憧れた思春期を過ごし、ロンドンの某芸術大学の門をたたく。その後、メジャーとサブカルの両方をこよなく愛するように。世界中のアート、音楽、ファッションをちょっぴりサブカルの視点から紹介します。アートは若葉マークにつきご注意下さい。

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