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トーマス・シュトゥルートを サーチ!サーチ!サーチ!

渋谷交差点、東京(1991年)
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視線が宙を彷徨う写真。


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私たちが見慣れている渋谷交差点だ。この交差点では毎日のように外国人観光客がこの交差点を、人混みを笑みを浮かべながら写真を撮っているところに出くわす。


私たちがこの写真を見る時に、まず、思い浮かぶことが1つある。右上手にある広告が「ホーム・アローン」だという事実だ。センター街右手の建物はツタヤもスターバックスもまだ建っていなかった。ポケベルもまだ普及していなかった頃の話だ。


この写真が撮られたのが1991年で、もうその頃から20年も経ってしまった。


この写真どこに視点を合わせてみればいいのだろうか。実際、よくわからないところである。どこに着目すればいいのか。左手の時計がある部分か。手前の談笑している女子高生グループか。その隣のサラリーマンがこの写る世界の中心人物のようにも感じられる。


この写真世界の主人公は誰でもないし、誰でもある。
それがこの写真の主題になっているのだろう。




thomas-struth-314x256.png

トーマス・シュトゥルートは1954年ドイツ・ゲルデルン生まれ。デュッセルドルフ美術アカデミーでゲハルト・リヒターに師事して絵画を専攻します。その後、写真を用いた制作へと転向しています。写真では溶鉱炉や給水塔などの写真で有名なベッヒャー夫婦に師事します。
シュトゥルートの作品はいくつかのシリーズで発表されています。初期の70年代から80年代半までの主にモノクロで欧米や日本の街の風景を大型カメラで制作した“街路”シリーズ。80年代半ばから開始された、“肖像”シリーズ、80年代後半から開始された有名な“美術館”シリーズ などです。そして90年代には自然が中心題材に取り上げられ、ヨーロッパの田園風景、花から派生して屋久島の自然などを撮影した“パラダイス” シリーズへと発展しています。2000年10月には東京国立近代美術館で初期から最新作までの仕事を約50点の代表作品が紹介される写真展が開催されました。
モチーフの作品は風景、肖像、自然、街路など特別なものではありません。彼は美しい写真、魅惑的な写真、そして世界状況が反映された個人の心理を表した作品作りを心がけているそうです。
有名な美術館シリーズでは何百年も年月を経ている名画の構図とそれを感情で捉えて観賞している観客の配置とを一緒に作品に取り込むことで古い絵画が現在に生きるようになると語っています。
彼は撮影のプロセスから出来るだけ自分の主観を取り除き、写真側から現れてくるものを発見して 見極めようとしているのです。これはベッヒャー派作家に見られる共通の作品へのアプローチです。




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渋谷交差点、東京(1991年)視線が宙を彷徨う写真。----------------------------私たちが見慣れている渋谷交差点だ。この交差点では毎日のように外国人観光客がこの交差点を、人混みを笑みを浮

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サーチです。
サブカルチャーに憧れた思春期を過ごし、ロンドンの某芸術大学の門をたたく。その後、メジャーとサブカルの両方をこよなく愛するように。世界中のアート、音楽、ファッションをちょっぴりサブカルの視点から紹介します。アートは若葉マークにつきご注意下さい。

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