スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

GEORG HEROLDを サーチ!サーチ!サーチ!

SAATCHI.jpg

ロンドンのサーチ・ギャラリーに展示されていたGEORG HEROLDの立体作品を初めて見たとき、これは「使徒」だと思った。1995年のTVアニメ エヴァンゲリオンを見て以来、私の頭に焼き付け続けられている「使徒」がついに目の前に現れた。


Untitled(2010) 120 x 420 x 165 cm
IMG_0955.jpg



Untitled(2010) 115 x 510 x 65 cm
IMG_0956.jpg


使徒がグラビアモデルかのような挑発的なポージングでこっちを見ている。ルネサンス期などのヨーロッパでは理想化された体を彫刻や絵画にしていたという。このGEORG HEROLDの作った立体作品は2010年代の理想化された「体」を作り出したのだろうか。


そう考えると、少し怖い。私たちはもう自分たちを客観的に見ることができないのかもしれない。現実の私たちが生きる世界は多くのことが歪んでいる。「体」だけにフォーカスしてみても、ピアスやタトゥーは若者のアクセサリー感覚になり、整形も咎められることはなくなった(美しくなるのなら、誰も目の切開を気にすることはなくなったような時代になった)。洋服屋の試着室にある鏡は通常よりスタイルがよく見える鏡が使われているところがある。

私たちの「体」は変わった。


IMG_1050.jpg



この作品のコンテキストを私なりに考えると、

1・日本のアニメーションがモチーフである(知ってか知らずかエヴァンゲリオンやSFアニメがインスパイアとして挙げられるだろう)
2・社会的側面から「体」の変化にフォーカスしている
3・先日紹介したイ・ブルとの関連性。彼女の身体を使った立体作品を更に押し広げている。
4・ポージングにプレイボーイなどのピンナップガールのイメージ
5・アンドロイドの匂い

が挙げられる。作者のGEORG HEROLDは1947年/ドイツ生まれであることから、実際にはこの作品を作った時点で彼は63歳だった。そう考えるとこの作品の見方も変わるのだが、もしこのような素直な解釈のまま作品を作っていたとするならば、何て若々しい人なのかと思った。



とにかく、私はこの作品が好きだ。オレンジの方を是非、部屋に置きたい。



人気ブログランキングに参加しております。もし可能でしたら、下記リンクをポチッと1回クリックして頂けますと励みになります。→ 応援よろしくお願い致します。
人気ブログランキングへ

トラックバック:


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

まとめtyaiました【GEORG HEROLDを サーチ!サーチ!サーチ!】

ロンドンのサーチ・ギャラリーに展示されていたGEORG HEROLDの立体作品を初めて見たとき、これは「使徒」だと思った。1995年のTVアニメ エヴァンゲリオンを見て以来、私の頭に焼き付け続

コメント:

コメントの投稿


非公開コメント:

カレンダー
ランキング
カウンター
プロフィール

search

Author:search
サーチです。
サブカルチャーに憧れた思春期を過ごし、ロンドンの某芸術大学の門をたたく。その後、メジャーとサブカルの両方をこよなく愛するように。世界中のアート、音楽、ファッションをちょっぴりサブカルの視点から紹介します。アートは若葉マークにつきご注意下さい。

ブクログ始めました(私の本棚)↓
http://booklog.jp/users/search123

カテゴリ
月別アーカイブ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
リンク
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。