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Boris Mikhailov @ GALERIE SUZANNE TARASIEVE PARISを サーチ!サーチ!サーチ!

GALERIE SUZANNE TARASIEVE PARISという現代アートギャラリーがあります。


そこでウクライナの写真家「ボイス・ミハイロフ」のエキシビジョン「Tea, Coffee, Cappuccino, 2000-2010」があったので見に行ってきました。

ボリス・ミハイロフ Boris Mikhailovは、1938年、旧ソビエト連邦ウクライナの大工業都市ハリコフ生まれ。(現在ベルリン在住)鉄道工社の電機工であった28歳で写真を始めます。その後、当時社会主義体制の抑圧下、タブーとされていたヌードを撮影したことで職を失い、写真家として独立します。エネルギッシュな活動により重要なアーティストとしての評価を築いていきます。旧ソ連体制下、自由な制作活動を規制される中、体制への風刺をこめた作品やきわめて私的な情景を写しとった写真を数々撮影。圧力に屈しない柔軟な精神から生まれた、真実を見つめようとする、激しく、しかし、あたたかいまなざしは、ヨーロッパでまず評価され、それから、世界的に認められるようになります。 90年代に入ると、世界各都市における美術館での個展、作品集などを通して、ラディカルかつユーモアに満ちた独自の作風に対する賞賛が高まり、ハッセルブラッド賞(2000年)を受賞するなど、次々と活動の幅を広げていきました。 1998年に初来日。日本では、「荒木経惟との二人展=冬恋=」(シュウゴアーツ/1999年)、「交錯する流れーMoMA現代美術コレクション」(原美術館)などで紹介されています。


このような展示のされ方でした↓

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テーマにもあったように、2000年〜2010年のソビエト連邦崩壊後の写真が展示されています。
この177枚の写真達は、ボリスが今まで撮ってきたBy the Ground (1991),、At Dusk en (1993)、 Case History (1997)というシリーズと繋がっています。

ボリス・ミハイロフの故郷、ウクライナ東北部では、ソ連時代カフェやレストランのウェイターは「紅茶?それともコーヒー?」と尋ねたものだが、今日では「紅茶?コーヒー?カプチーノ?」と言われる・・・。旧ソ連圏が崩壊し、西洋資本主義の大量消費スタイルが浸透して20年。故郷の町は変化し、カラフルなバナー広告、看板の前で繰り広げられるウクライナの人々のありのままの生活からは生活条件の改善とともにそれに伴う痛みをも感じられる。カラー。


この写真の本質を探るには社会主義国だったソビエト連邦について、考えなければならないでしょう。

展示写真を抜粋。

bd-bm.jpg


1.jpg


2.jpg


3.jpg


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時間軸に合わせて写真を展示していました。つまり最初は2000年の写真。
鉛色な世界を感じた2000年ぐらいの写真から始まり、最後の2010年の写真は女の子がパーティーに行くような洋服を着て戯れていました。社会主義から資本主義へ。ボリスさんの故郷ウクライナも私達が住む街と同じように色に溢れた世界に変わります。

それってつまり、広告に支配される街ってこと?
とか、
この田舎の街もAmazonが届くようになったのかな?
とか、
ここに住むティーンエイジャーの写真を見て、この子達はペレストロイカを知らないで生まれた子だから、幸せだな。革命前〜革命後の現在を知っている人は異なる2つの世界を楽しめるな。
とか、
考えたり。
ドキュメンタリー写真は構成で世界観をディレクションできるから、いかようにも見せることができるな。思わせぶりな写真が来てもその写真にこめられた本質、バックボーンを考えてみないとな。
など、
自分の人間力を試される気がした写真展でした。
素直に写真を見ることもできれば、皮肉めいて見ることもできる。どうとでも取れる意味に翻弄されました。



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サーチです。
サブカルチャーに憧れた思春期を過ごし、ロンドンの某芸術大学の門をたたく。その後、メジャーとサブカルの両方をこよなく愛するように。世界中のアート、音楽、ファッションをちょっぴりサブカルの視点から紹介します。アートは若葉マークにつきご注意下さい。

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