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川内倫子展 照度 あめつち 影を見るを サーチ!サーチ!サーチ!

東京都写真美術館で開かれた川内倫子展 照度 あめつち 影を見るを鑑賞してきました。

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展示風景↓
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川内倫子は、私的な日常光景を切り取り、つなぎあわせ、普遍的な生命の輝きへと昇華させる写真表現によって同時代の高い評価を獲得してきました。特定の時 間や場所を記録する写真の束縛から解き放たれた瞬間瞬間の光景には、光と闇、生と死、過去と現在が交錯し、容易に言葉に置き換えることのできないイメージ の純粋さは、見る者のさまざまな記憶や感情を呼び覚まします。
初公開となる新作シリーズでは、早春の阿蘇山の野焼きのイメージを中心に地球上の 数々の事象をとおして、作家の感覚と直観がより大きな世界へと向けて開かれてゆきます。新たなアプローチによる映像作品の出品も今回の大きな見所のひとつ です。本展は、2011年発表のシリーズ《Illuminance》(イルミナンス)と最新作《あめつち》《影を見る》からなる展示構成によって、川内倫 子の作品世界の魅力と本質、そして新たな展開にせまります。
新作『あめつち』は、阿蘇の野焼き、プラネタリウム、嘆きの壁、夜神楽と4つの被写体のみで構成された。川内作品を特徴づけていた6×6のローライフレックス写真から4×5にメディアを変え、これまでよりも大きな被写体へと向き合っている。4×5にカメラを変えた理由のひとつは、「あえて作業を要する使いづらいカメラを使うことで、儀式的な作業を辿り、被写体にリスペクトをもって向き合いたかった」ことだという。ものごとの起源について思いを巡らせたこの作品展示室は、写真がうっすらと光を放ち、まるで古来の西洋絵画のようにも見える。


無題 シリーズ《Illuminance》より 2007
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無題 シリーズ《あめつち》より 2012
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川内倫子さんの写真集はロンドンにもパリにも置いてあって、世界的に求められている写真家です。それはきっと日本人写真家の優しさや儚さが表現されているからなようにも思えます。作品1つ1つに日本人でしかなし得ることができない情感を感じるのです。ライアン・マッギンリーやヴォルフガング・ティルマンスとは違う種類の儚さが存在しています。だから、こんなにも世界的に需要のある写真家になれたのではないでしょうか。


私が今回の展示で好きだな、と感じた作品は↓こちらです。

「無題」 シリーズ《Illuminance》より 2009
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渦を巻いた海の切り取り方も独特の質感を感じます。強そうにみえるけれど、強くない。飲み込まれそうな渦なのに、それだけじゃない。大胆で力強い海の中に繊細を感じました。私自身大胆で強くて「目立つ」写真が好きです。だから、パッと見の印象でこの写真が一番気になりました。しかし、じっくりこの作品を眺めているとそれだけじゃないことに気付くのです。海の雄大さに迫っているなと、感じました。





kawauchi-TKY201206080359.jpg

川内 倫子(かわうち りんこ、1972年 - )は日本の写真家。日常生活を切り取りつつ、その中にある生と死のもろさを表現する写真を撮る。1997年、第9回ひとつぼ展グランプリ受賞。2002年、写真集「うたたね」「花火」などで「第27回木村伊兵衛写真賞」受賞。同時受賞者として松江泰治がいる。



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サーチです。
サブカルチャーに憧れた思春期を過ごし、ロンドンの某芸術大学の門をたたく。その後、メジャーとサブカルの両方をこよなく愛するように。世界中のアート、音楽、ファッションをちょっぴりサブカルの視点から紹介します。アートは若葉マークにつきご注意下さい。

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