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アラブ・エクスプレス展:アラブ美術の今を知るを サーチ!サーチ!サーチ!

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六本木/森美術館は毎回刺激的なアートを私たちに紹介してくれます。前回はイ・ブル 、今回はアラブ、次回は会田誠氏。とても楽しみです。


まずこちらを見て下さい↓




アラブ美術といえば、パリで見たレバノン人作家のAli Cherriを思い出します。今回はアラブ系作家をまとめて見る事ができる良い機会でした。この展覧会を見て感じたのは全てのアーティストがやっていることはポリティカル・アートなんだということです。どんなアーティストがどんな作品を展示しても、全て今のアラブの現状と密接な関係にあるということ。アラブの日常は欧米の日常とは全く違うし(それは当然のことである)、アーティストはアイデンティティと向き合うほど、国家のことを考えなければいけなくなるのではないのか、と思いました。その中で好きになった作品を4点紹介します↓



ミーラ・フレイズ《グラディエーター》2010年
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ファッショナブルなマスクを見て思い出したのがヤン・ファーブルのコチラの昆虫の作品 。色使いが一緒で甲冑のようにみえるマスクにこの作品とのリンクを感じたのです。と、女性がマスクで顔を覆う部分にイスラムであることを考えさせられました。そういった文脈も含まれているのでしょうね。


マハ・ムスタファ《ブラック・ファウンテン》2008年-
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この作品が一番私の心を打ちました。作家が実際に戦争で原油工場が爆発してしまい、この黒い雨を浴びたことから、この作品が作られたそうです。この作品の何に心を打たれたかというと、作品の背景に東京の町並みが飾られていることです。
私たちの街、日本が黒い雨に侵される。そんな妄想をさせてくれる作品の展示の仕方に、背筋が凍る思いでした。ご存知のように我が国は原発という問題を現在も背負い続けています。私たちは黒い雨ならぬ、見えない濁った放射線に汚染された空気を現在も吸い続けているのです。これこそがポリティカル・アート。


アトファール・アハダース《私をここに連れて行って:想い出を作りたいから》2010-11年
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こちらは一転して、気が楽な作品。フォトショップで合成された写真群は笑えます。誰にでも作れる簡単な作品なのですが、被写体がアラブの人というだけで、これらの写真のいかがわしさが増す。そこにユーモア&ユニークを感じる仕組みになっているなと感じました。



アラブ・エクスプレス展じっくり向き合うとまた違う発見がありそうです。
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サーチです。
サブカルチャーに憧れた思春期を過ごし、ロンドンの某芸術大学の門をたたく。その後、メジャーとサブカルの両方をこよなく愛するように。世界中のアート、音楽、ファッションをちょっぴりサブカルの視点から紹介します。アートは若葉マークにつきご注意下さい。

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