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中平卓馬「サーキュレーション — 日付、場所、行為」展を サーチ!サーチ!サーチ!

銀座を歩いていたら、中平卓馬氏の写真展があるとこの看板に書いてあったので寄ってみました。良い偶然。さすが、東京は色んなものがあるなと実感しました。


DSC_0689.jpg


BLD GALLERYという写真専門のギャラリーだそうです。普通のビルなので、ここにギャラリーがあるとは思いませんでした。かろうじて外に看板があるおかげで見つけることができました。(しかし、今までここでやっていた写真展は凄いものばかりだということを、知りまして、今更知った自分に少し恥ずかしくなりました。おそっ!)


DSC_0688.jpg



<展覧会概要>
1971年に開催されたパリ青年ビエンナーレに参加し、《Circulation: Date, Place, Events》と名付けた作品を出品した中平卓馬。当ギャラリーでは昨年1月に、ごく一部を展示しましたが、今回初めてこのシリーズをまとめて展示いたします。
世界各国から若い芸術家たちが参加した大規模な国際美術展であるパリ青年ビエンナーレ。この年の日本コミッショナーであった岡田隆彦から日本代表のひとりとして指名を受けた中平は、日本で撮影した写真を作品としてパリに送りつけることを拒絶。単身パリに乗り込んで「表現とは何か」を問う実験的なプロジェクトを現地で敢行します。パリの街、そこに行き交う人々や車、さまざまな印刷物、テレタイプで配信されるニュース記事、テレビから流れる映像等、中平はパリで出会ったあらゆる事象を「無差別」に撮影、その日のうちに現像・展示し、日々増殖するプリントは、壁面のみならず床にまで張りめぐらされていきました。
「日付」と「場所」に限定された現実を記録し、ただちに再びそれを現実へと「循環」させるその試みを、後に中平は「ぼくの写真の方法論の初めての現実化であった」と総括しています。《Circulation: Date, Place, Events》は、中平が写真を「現実に無限に接近」させようとし、また自分の写真から「〈ぼくの〉という所有格を捨て」去ろうとした試みであり、73年の『なぜ、植物図鑑か』に引き継がれていく、作家にとって極めて重要な転換期に位置するプロジェクトでした。
撮影から40年余を経て、今なお新鮮で緊張感あふれる中平の写真群。ご期待ください。


作品群↓
中平01


中平02


中平03


中平04


これらの写真表現は表現の追求そのものだったように思えます。ドキュメンタリーオブドキュメンタリーな写真群は、パッと見では何も感じることはできないかもしれません。写真にドラマがないように思えるからです。展覧会概要に書かれているような、中平氏のアティテュードや71年のパリに想いを馳せてこの写真群が意味のあるものへと浮かび上がってくる、という鑑賞体験を私はしました。中平卓馬氏を入口に東松証明や土門拳など重鎮たちの写真も色々調べていきたいと思いました(時間がもっとほしいです。。。)



070422nakahira01.jpg

中平卓馬(なかひら・たくま)
1938年、東京・原宿生まれ。東京外国語大学スペイン科卒業後、編集者を経て、60年代半ばから写真を撮りはじめ、さまざまな雑誌に写真や映画に関する執筆を開始。68-70年には多木浩二、高梨豊、岡田隆彦、森山大道とともに写真同人誌『プロヴォーク』を刊行。70年に写真集『来たるべき言葉のために』を刊行。73年映像論集『なぜ、植物図鑑か』で、それまでの自作を批判的に検証。77年に篠山紀信との共著『決闘写真論』を刊行直後、病に倒れ記憶の大半を失うが、以後も写真家としての活動を継続し、写真集『新たなる凝視』(83年)、『Adieu a X』(89年)、『hysteric Six NAKAHIRA Takuma』(02年)を出版。2003年には横浜美術館で初期から開催時にいたる800点におよぶ作品群による「中平卓馬展原点復帰-横浜」を開催、同時期にホンマタカシ、小原真史による中平を題材にしたドキュメンタリー・フィルムが制作されるなど、その活動は改めて大きな注目を集めた。04年以降、新作による個展開催、また内外のグループ展にも参加、現在も精力的に撮影行為を続けている。11年にはいずれも新作による個展、「Documentary」(BLD GALLERY、ShugoArtsの2会場同時開催)、「キリカエ」(大阪、Six)が開催され話題を呼んだ。最近の著作に『都市風景 図鑑』(月曜社)、『Documentary』(Akio Nagasawa Publishing)、『沖縄・奄美・吐噶喇1974-1978』(未来社)、『サーキュレーション-日付、場所、行為』(オシリス)等。


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サーチです。
サブカルチャーに憧れた思春期を過ごし、ロンドンの某芸術大学の門をたたく。その後、メジャーとサブカルの両方をこよなく愛するように。世界中のアート、音楽、ファッションをちょっぴりサブカルの視点から紹介します。アートは若葉マークにつきご注意下さい。

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