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Identity VIII - curated by Shihoko Iida-を サーチ!サーチ!サーチ!

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この度、nca | nichido contemporary artは、グループ展"identityⅧ- curated by Shihoko Iida-" を開催いたします。
毎年恒例のグループ展、“Identity”展は第8回目となり、本展では飯田志保子氏をゲストキュレーターとして迎え、上記の国内外のアーティストの作品を発表いたします。
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差異の肯定/異質さを抱擁せよ――アイデンティティとパフォーマンス
日本は久しく、単一民族国家、単一文化社会といわれてきた。それが暗示するのは、歴史の忘却と、国家的アイデンティティを強固にしたい政治作用、そして「ひとつ」という単位のうちにある差異や個の尊重が、パブリックな領域で十分に議論されてこなかったということである。日常のなかにある微細な「人との違い」に対する感度を高める教育や、それを受け入れる社会的包容力、意見を異にする他人と互いに批判的にならずに議論を交わす訓練の必要性が、それほど意識されずとも暮らせてしまう社会だった。だが、言うまでもなくこの国は今、ひとつの正解がない問いに対して、出口が見えない議論を迫られる日常の只中にある。
こうした現代の日本の文脈において本展のテーマであるアイデンティティを提示するにあたり、私は個人レヴェルの統一性を問うことより、むしろ「差異の肯定/異質さを抱擁せよ」というメッセージを掲げたい。
小泉明郎の日本初公開となるヴィデオ・インスタレーション《Inder Kommen Sie / It’s a Comedy》は、千手観音やドゥルガ―神に表象される複数の腕が『パル判決書』を音読する男性の言語的・身体的な統合を妨げるパフォーマンスによって、日印のナショナリズムと歴史が孕む自己矛盾をユーモラスに表現している。丹羽良徳は原発反対のデモ行進を逆走する自身のパフォーマンスで、均質化を促す見えない力に対する抵抗と、同調された場におけるアイデンティティの不在を批評的に映像化した。いずれも、国家、社会、歴史、言語といった、一見、統一されているかのようにみえる集団的概念のなかにある自己矛盾や異質さを示唆する作品であり、マッカラム&タリーの絵画で再読された群衆や歴史的事件との比較において見るのも興味深い。一方、ガブリエラ・マンガノ&シルヴァナ・マンガノは、差異と同質性が表裏一体の関係にあることを、小泉とは逆に、独特に同期した身体性でもって表出する。また、デジャル・シャーは、Varsha Nairとの共作による《Encounters》、Marco Paulo Rollaとの《Trans-》各作品で、他者や都市空間やセクシュアリティに対する近親性(あるいは疎外感)が伴う孤独や差異を引き受け、交換可能性をもってその輪郭を超越しようとする。
これらの作品によって、アイデンティティの概念が批評的かつパフォーマティヴに提示され、異質さを抱擁する社会に向けて歩み出すための提言としたい。
飯田志保子 (インディペンデント・キュレーター)




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八丁堀にある日動コンテンポラリーアートの展覧会を見に行った日は猛暑日でとろけそうな暑さにやられていました。そんな中このギャラリーは地下にあるということもあり、火曜日の昼間はさすがにギャラリーには私以外の客はいなく、ゆっくりとクーラーで涼みながら鑑賞することができました。その中で一番好きだった作品を紹介します。


GABRIELLA MANGANO & SILVANA MANGANO『Drawing 1, 2001』
MANGANO_2001_Drawing 1_300dpi


双子?の姉妹がお互いの顔を見つめ合いながら同じ動きで、ドローイングを作成する動画作品。この写真だけを見ると、一人の人間を反転させただけのような印象を受けますが、実際の動画では、ドローイングにおいてズレもあり、奇妙な雰囲気を醸し出していました。

私がこの作品で受けた印象は、彼女達のこの表現がとてもファッション的な印象を受けました。コスタス・ムルクディスが作ったかのような服を着た2人の女性は、その動きさえもムルクディスの服のように構築的・規則的で、その演出性にアートよりもファッションを感じたのです。




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サーチです。
サブカルチャーに憧れた思春期を過ごし、ロンドンの某芸術大学の門をたたく。その後、メジャーとサブカルの両方をこよなく愛するように。世界中のアート、音楽、ファッションをちょっぴりサブカルの視点から紹介します。アートは若葉マークにつきご注意下さい。

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