スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Givenchy Spring 2013を サーチ!サーチ!サーチ!

まだまだGUTAIの展覧会は語り尽くせないのですが、一旦それはおいておいて。。。


2013年春のメンズコレクションが一段落しました。ということで、ファッションブランドのコレクションを考察してみようと思います。最初に選んだのはジバンシィです。デザイナーにリカルド・ティッシが就任して以来、人気の陰りが見えないジバンシィの特徴は「グラフィック」にあると思います。



Gevency2013-00040m.jpg


こういったプリントアイテムもモチーフが宗教じみていることで、洗練と危うさの中間にファッション性を感じさせます。そして何より、薄手の素材を2枚重ねているところがポイントです。



Gevency2013-00150m.jpg

一方、こちらのプリントアイテムは宗教写真にグラフィズムな模様をミックスさせました。これも、ただの布で仕上げると安っぽいイメージになるのに、Tシャツの素材をシルク(サテン?)を使ったことにより、ラグジュアリーなイメージを残しています。
しかし、同時に危険だと思う側面も持っているなと感じました。このピンクのアイテムもこの男らしいモデルが着るから成立しているのではないかということです。
ファッションショーは全てが計算されて作られていますので、このモデルにはこの服!といったような調整がなされています。ですから、鑑賞する私たちもそれが自分に似合うのかどうかを見極めてから購入しないと、ジバンシィの素晴らしいデザインといえども、買い物に失敗することになるでしょう。



Gevency2013-00200m.jpg

非常に危険なセットアップ。日本人の似合わない人が着ていたら、ドンキホーテの深夜の時間帯にいる悪そうな人達が着ていそうなコーディネートと間違われるでしょう。
こういったファッション感度の高い人しか着こなせないアイテムこそが、ファッションジャンキーの多い日本人には受けるのかもしれません。



Gevency2013-00120m.jpg


Gevency2013-00600m.jpg


今回のショーはご覧の通り、聖母マリアをアイコンにしたショーを行いました。洋服のディテールもそれに準じたカッティングになっているように思います。イメージが宗教がかっているので、色も禁欲的でした。白と黒を中心に少しだけ淡いピンクを使ったコーディネートが登場したぐらいです。
聖母マリアをイメージの中心に据えた理由はなぜでしょうか。この無慈悲な世の中を憂えたのでしょうか。ファッションと社会は切り離すことができません。私たちは相も変わらず消費の渦に飲まれながら生活をしています。イエス・キリストは言いました。


金持ちがますます豊かになり、貧乏人はやっと貯めた小金まで搾取されてしまう


私たちの今の暮らしはどうでしょうか。キリストのいうように、金持ちのみがどんどん富を膨らましているでしょう。ジバンシィはこれを皮肉っているのかもしれません。ジバンシィの服を買える人は、少なくともお金に余裕のある人でしょう。だから、ティッシは自分の服を買う消費者にメッセージを送っているのかもしれません。自分のブランドを買うような人はキリストの言ったことを忘れるな、と。

ジバンシィらしいカッティング、グラフィック、モチーフがファッションにするには危険なものを選ぶという3点がリカルド・ティッシがデザイナーになってからの特徴だと改めて感じました。




人気ブログランキングに参加しております。下記リンクをポチッと1回クリックして頂けますと励みになります。→ 人気ブログランキングへの応援はコチラをクリック
人気ブログランキングへ

コメント:

コメントの投稿


非公開コメント:

カレンダー
ランキング
カウンター
プロフィール

search

Author:search
サーチです。
サブカルチャーに憧れた思春期を過ごし、ロンドンの某芸術大学の門をたたく。その後、メジャーとサブカルの両方をこよなく愛するように。世界中のアート、音楽、ファッションをちょっぴりサブカルの視点から紹介します。アートは若葉マークにつきご注意下さい。

ブクログ始めました(私の本棚)↓
http://booklog.jp/users/search123

カテゴリ
月別アーカイブ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
リンク
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。