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MARTINE ROSE Spring 2013を サーチ!サーチ!サーチ!

ロンドンのメンズコレクションの中で最も印象深かったショーはこちらのMARTINE ROSEのショーでした。影響を受けたのはGian Lorenzo Berniniの15世紀の彫刻"The rape of Persephone"だそう。これです↓


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私が一方で、顔を隠すモデルに対して思い出したのはルネ・マグリットの「恋人たち」です↓

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昔、ファッションブランドのyoshie inabaが思いっきりこれを流用していました。1988年の広告です↓

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ここまでくるとオマージュやサンプリングじゃない気もするのですが、、、。





これらを踏まえてショーのルックを見て下さい↓
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 顔を隠すイメージはファッションのコレクションでは昔からよく引用されていました。(2〜3、4シーズン前の東京コレクションでもBANAL CHIC BIZZAREという若手ブランドが日本人モデルという存在を消すためにモデル全員にヘルメットを被せていたことを思い出します)
 薄いデニムの服をボリューミーに着こなすルックは80年代からあるもので、それを拡大解釈して現代風に落としこんだブランドとしてはマルタン・マルジェラやコズミックワンダーが挙げられるでしょう。(先シーズンは同じロンドンのブランドであるMARQUES ALMEIDAが素晴らしいデニムを中心にしたショーを行いました) 


 さらに、そこに異素材の構築的なカッティングをしたジャケットに見られたオマージュがラフ・シモンズ。(手にわざわざ持たせたプライマル・スクリームのスクリーマデリカやその他のTシャツ/メッセージT or バンドTを持って歩くのはデザイナーの「私の趣味を知って!」等といった押しつけがましさや共感を呼ぼうとする姿勢にデザイナーの若さを感じました)


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 全体的に見るとマルジェラだなといった印象を受ける人も多いと思います。このような見せ方&組み合わせ方の先駆者はマルジェラだし、そこを拡張したのはブレスです。今でも90年代のエッジィーなファッションが好まれるのは、この時代の閉塞感を打ち破りたいからでしょうか。鑑賞する私がもしかしたらこの90年代のファッションの呪縛に一番囚われているかもしれないとも思いました。なぜなら、こういったファンタジックであったり、デザイナーの趣味に走るオルタナティブなショーが好きだからです。その辺りが私がまだ幼稚なマインドを捨てきれていないよくない部分かもしれない。。。なんて思いました。


 ファッションもアートのように閉じられた1つのイメージや世界観の拡張を常に迫られています。新しいイメージを作り出すことが難しい今、今までにあったイメージを再構築したり、その意味を拡張することで評価をしてもらっているのが現状でしょう。新しいものって実際はMIYAKE ISSEYのプリーツ以降ストップしているのかもしれません(yuima nakazatoのデビューコレクションにはトランスジェンダーの再解釈にビビっと一瞬きたのですが、あれも今思うとボンテージ・ファッションの拡張といった印象があります)
MARTINE ROSEのショーを見てこのように様々な事を考えてしまいました。ロンドンコレクションの魅力はやっぱりいつも若手デザイナーの頑張りだと改めて思うのです。


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サーチです。
サブカルチャーに憧れた思春期を過ごし、ロンドンの某芸術大学の門をたたく。その後、メジャーとサブカルの両方をこよなく愛するように。世界中のアート、音楽、ファッションをちょっぴりサブカルの視点から紹介します。アートは若葉マークにつきご注意下さい。

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