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Ryan Mcginleyを サーチ!サーチ!サーチ!

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ライアン・マッギンレーは1977年、アメリカのニュージャージー州ラムジー生まれ。その作品はグッゲンハイム美術館、サンフランシスコ近代美術館、ヒューストン美術館、スミソニアン博物館・国立肖像画美術館(ワシントン)をはじめ様々な美術館に所蔵されています。これまでにホイットニー美術館、MoMA PS1( ニューヨーク) 、カスティーリャ・イ・レオン現代美術館(レオン、スペイン)、クンスト・ハレ・ウィーンなどで個展を開催。その他ニューヨーク、ロンドンやアムステルダムなどのギャラリーでも個展を開催しています。また、2009 年に30代という若さで、Twin Palms Press 社から代表作をまとめた写真集“You and I”を出版。2012年にはリッツォーリ社から“Ryan McGinley: Whistle for the Wind”が出版され、クリス・クラウス(映画監督)やジョン・ケルシー(美術批評家)による寄稿、ガス・ヴァン・サント(映画監督、写真家、音楽家、作家)とのダイアローグが掲載されています。



ライアン×シガー・ロス↓




清澄ギャラリーコンプレックス7Fと渋谷ヒカリエにあるTomio Koyama Galleryでは00年代前半に大きな影響を受けた写真家のライアン・マッギンリーの展覧会があったのでどちらも見てきました。


ryan-m-taylor-2011-473x338.jpg

微細で洗練された色彩と構図を持ったライアン・マッギンレーの写真作品が表現するのは、自由で過激、そして時に純粋でもある桃源郷のような世界で、そこには常に時代の空気が捉えられています。2000年、弱冠22歳のマッギンレーは、ニューヨーク・ローワーイーストサイドに住むアーティスト、ミュージシャン、スケートボーダーといった友人達の生活を撮影し、大型写真作品として自主企画の展覧会で発表しました。同時に自費出版した50ページの作品集 “The Kids Are Alright”(タイトルはバンドThe Who のドキュメンタリー映画より)が話題になり、その3年後にはホイットニー美術館で同館史上最年少の作家として個展を開催しました。
シルヴィア・ウォルフ(元ホイットニー美術館学芸員、現ワシントン大学Henry Art Gallery ディレクター)は、次のようにマッギンレーの作品を評価しています。
「前の世代の若者文化を捉えた写真作品と違い、マッギンレーの作品は皮肉や退屈さ、そして不安を欠いている。マッギンレー自身やその被写体の生活は無邪気な明るさを手に入れているようだ。」(“The Kids Are Alright”展 プレスリリースより、ホイットニー美術館、2003年)
「マッギンレーの作品はラリー・クラーク、ナン・ゴールディン、ウォルフガング・ティルマンスの写真作品を思わせるが、(中略)大きな違いはマッギンレーの被写体はカメラの前で演じ、そしていかにも現代的な素直な自意識で自己を露出するのだ。写真に撮られる事を通して自己が形成される、という写真の意味を熟知しているのだ。(中略)自発性、率直さ、そして溢れ出る程の悦楽がみなぎる彼の作品は、このジャンルに新鮮さと熱を与える。パブリック/プライベートという行動領域の境界の崩壊、そしてマッギンレーの初期作品を特徴付ける被写体の異常なまでの自省的な行為は、YouTubeの時代、つまり、匿名のアマチュアが多くの人が見ることを意識しながら手作りで制作した個人的な映像が公開される時代の到来を予期している。」( シルヴィア・ウォルフ、‘Out of Bounds:Photography by Ryan McGinley’より、ライアン・マッギンレー作品集“You and I”、2011 年)

マッギンレーの作品は、自身やその世代の日々のリアリティを記録する作品から、入念に仕掛けられ、均衡でありながらも何が起るのか予期できない状況にある被写体の瞬間を捉える作品へと変化していきました。2003 年の夏、友人やモデル達とバーモント州の別荘に滞在し撮影を行っていたマッギンリーは、この時「撮影を演出する」可能性を見いだしたと言います。
モデルのありのままの姿を記録する過程で、彼は段々と「被写体が思わず自分を忘れてしまう――例えば裸のモデル達が木の枝に登る、または夜中に水中をさまよう――ような状況」を演出し、陶酔感の中にあるモデル達の瞬間をカメラに収めるようになりました。以降マッギンレーは、田園風景、野外コンサート会場、あるいはスタジオの中で、巧妙にそして注意深く光を操りながら舞台を作り、35mm の粒子の粗いフィルムで、まるで映画を撮るかのように自らが作り出した「ハプニング」を撮影しています。



展示された写真を撮ることはできなかったので、私がライアンのどこが好きになったかを解説したいと思います。



①ライアンの写真に見られるジョン・マーティンとの関連性。

MarcelHiddenReflection1.jpg

このようなロケーションで撮影をしたライアンに影響を与えたのはイギリスの画家John Martinなのではないか。



②シュルレアリストからの影響
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Olivia_Minty_Drop.jpg



③ナン・ゴールディンからの流れ/プライベート・フォト
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④ティルマンス以降の「傷つき易い自我/繊細な心象風景」ゲイならではの柔らかい視線。
Marcel_AnnColey_2007_11x141.jpg


⑤加納光於やゲルハルト・リヒターの抽象絵画のような色彩感覚
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⑥アンドレアス・グルスキー的な完璧な構図/対象をミニチュアっぽく撮るところ
rm_jake_fall.jpg



このようなポイントが好きでハマりました。彼がデビューしてもう10年ぐらいになるかと思うと、月日がたつのって本当に早いなと思いました。作品は大きなもので400万円ぐらい。一番安い作品で130万円弱ぐらいでした。買えそうだけど、杉本博司氏のような高額作品にはならなそう。ライアンの写真はスタイリッシュなのでファッションの世界に大きな影響を与えています。それはTomio Koyama Galleryに普段行かないような層の人が訪れていることからもうかがえました。



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サーチです。
サブカルチャーに憧れた思春期を過ごし、ロンドンの某芸術大学の門をたたく。その後、メジャーとサブカルの両方をこよなく愛するように。世界中のアート、音楽、ファッションをちょっぴりサブカルの視点から紹介します。アートは若葉マークにつきご注意下さい。

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