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オランジュリー美術館を サーチ!サーチ!サーチ!

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モネの「睡蓮」で有名なオランジュリー美術館です。


オランジュリー美術館(-びじゅつかん 仏 : Musée de l'Orangerie)はフランスのパリにある印象派とポスト印象派の美術館である。

セザンヌ、マティス、モディリアーニ、モネ、ピカソ、ルノワール、シスレー、スーティンなどの作品を収蔵している。
1区のコンコルド広場の隣、テュイルリー公園内にセーヌ川に面して建っている。もともとはテュイルリー宮殿のオレンジ温室(オランジュリー)だったが、1927年、モネの『睡蓮』の連作を収めるために美術館として整備されたのである。1965年からはフランスに寄贈されたジャン・ヴァルテル&ポール・ギヨームコレクションの散逸を防ぐために保護に当たっている。1999年8月から改装のため永らく休館が続いていたが2006年5月再オープンした。




入館してすぐにモネの睡蓮が現れました。
非常に圧倒される大きな絵。時間の流れを感じたり、感じなかったり。実際に行かれる機会のある方はその目で確かめてみてください。絵は大きい方がいい、スピーチとスカートは短い方がいい、、、的な事が実証されるでしょう。正直、モネの睡蓮よりこれから取り上げる方達の絵の方が強く印象に残りました。


さて、今回は地下階のポール・ギヨームコレクションについて取り上げたいと思います。
前回の記事でも書きましたが、ギヨームさんのコレクションのセンスの良さ凄すぎでした。スーチンは勿論のこと、ドラン、マティス、ピカソ、モディリアーニ、ルソー、ルノワール、スザンヌ、ユトリロ。。。全く美術において無知の私でも聞いたことのある名前ばかり。作品を前にすると、「あ!この作品知ってる!!」みたいなことが多々起こりました。

美術商という職業が羨ましいと感じました。本当に。
今からでも趣味でコレクターになることはできるのかもしれないけれど、私の目に素晴らしい作品を選ぶ実力があるかどうかは、、、定かではありません。


というわけで、所蔵作品の一部の画像はこちらです。


まずはルノワール。「ピアノを弾くイボンヌとルロル」

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この絵から伝わる高揚感!絵を前にするとそれが半端ではないほど伝わります。言葉に表現することができない感情。躁状態が絵から伝わってきました。


続いて、ルソー

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キュビスムやシュルレアリスムを先取りしたといわれる画家だけにシュールさが伝わってきました。女の子が人形を持つ作品なんかは現代のイラストレーターの作品にありそうな世界観。



そして、マティス

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色彩の魔術師たる所以を感じざるえないマティスの作品達。私の受けた印象では、確実に幾つかのハイファッションブランドはその影響を受けた洋服を作っているなと思いました。マルニの春夏の軽快さ、色使いが凄くマティスの作品に通じるものを感じます。



ピカソはこちらです。


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丁寧な人物描写だなと感じていたら、隣に並ぶ作品は↓

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この圧倒的なまでの迫力。ピカソの作品は人によってはすぐキュビズムの作品が思い起こされると思いますが、こちらの新古典主義の時代のピカソが描いたこの女性にはなんだか押し倒されそうな強さを感じました。見ればみるほど不思議な感覚にさせられる絵で、彼が多数の時代を経由して辿りついた1つの形であることが示された気がします。これが描かれたのは1921年です。

イタリア旅行中にギリシャやローマ時代などの古代美術に触れ、大きな影響を受けました。作品は画面一杯に、量感豊かな裸婦が描かれています。顔が無表情である、彫刻的である、手や足が身体に比して大きい、ギリシャ彫刻のような額から続いた鼻が描かれていることなどが、新古典主義の時代に描かれた人物像の大きな特徴です。初期のキュビスム時代には、ノミで削ったような面の集合体として捉えられていた裸婦が、一転して滑らかな陰影によって量感がつけられ、重く大きく、安定感のある裸婦に変化しています。この時期のピカソの安定した生活の表れか、深刻さの無い、ゆったりとした感じが味わえれる作品です。


そしてもう1つ、ピカソ。

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同じ人が描いたと思えない作品。
ピカソに対して無知だった私はこれらの作品を通じてとても夢中になってしまいました。沢山の人々がピカソに夢中になる理由がよくわかりました。ピカソの作品と対峙すると、どうしても追求したくなる。




ドランの作品をご覧ください。


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所蔵されている幾つかあるドラン作品の中で「画家の姪」というこの作品に心を打たれました。
ピュアネス、瑞々しさ、に包まれる気分を味わいました。何故、絵を見ただけでこんな気持ちにさせられるのか、自分の中で失ってしまったかもしれない美しい気持ちみたいなものを呼び起こされました。


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こちらもドランです。ヌードの女性の絵が凄く好きです。


ユトリロの作品はこちら。

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「白の時代」が有名なユトリロですが、個人的に好きだったのは人間が描かれた中での風景画でした。



全ての美術館は所蔵されるレベルにある素晴らしい作品だらけなわけですが、私達は美術作品に慣れすぎてしまって、美的感覚が摩耗している気がします。ルーブル美術館のような超巨大美術館なんて1点1点凄く重みのある作品であるはずなのに、あまりにも所蔵されている作品が多すぎるせいか、自分にとってお気に入りになる可能性の作品を見過ごしている気がするのです。

その点、このオランジュリー美術館は規模が比較的小さいため、見やすく、その作品作品の強度がとても強いため私のような絵画ビギナーにも楽しめる美術館でした。この美術館のおかげで各画家の事をより深く知りたいと思うのでした。


ギヨームさん、ナイスセレクトです!!



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サーチです。
サブカルチャーに憧れた思春期を過ごし、ロンドンの某芸術大学の門をたたく。その後、メジャーとサブカルの両方をこよなく愛するように。世界中のアート、音楽、ファッションをちょっぴりサブカルの視点から紹介します。アートは若葉マークにつきご注意下さい。

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