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PETER DOIGを サーチ!サーチ!サーチ!

昨日紹介したギイ・ブルダンは私が20歳の頃に知った写真家で当時の私にとても大きな影響を与えました。ギイ・ブルダンを通じて、ヘルムート・ニュートンの素晴らしくエレガントで官能的な写真に目覚めたし、ニュートンが女性の美しさの最高峰ならば、男性の美しさの素晴らしさを撮る写真家ではブルース・ウェーバーが私の中でツボになりました。それもこれもきっかけはGUY BOURDINだったのです。
今回はまた絵画に話を戻します。また熱い話になりそうです。ピーター・ドイグさんをご紹介。


ピーター・ドイグ/Peter Doig 1959年エディンバラ生まれ、その後カナダに移住しアートを本格的に学ぶ。独特の色彩表現で描かれた作品が早くから注目を集め、ニューペインティングの旗手としての評価も高い。






私が彼の作品を実際に目にしたのはポンピドゥーセンターの近代美術館内に常設されているこちらの作品でした↓
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そもそも「ニュー・ペインティング」とは何なのでしょう?
新表現主義(Neo-expressionism)は、1970年代後半から1980年代中ごろまで美術市場を支配した現代美術の様式である。ニュー・ペインティングとも呼ばれる。それまでのコンセプチュアル・アートやミニマル・アートの難解さにうんざりしていた美術界に熱狂的に受け入れられた。1920年代のドイツ表現主義-エミール・ノルデ、マックス・ベックマン、ゲオルゲ・グロッス-そしてその源流であるジェームズ・アンソール、エドヴァルド・ムンクら-を再評価し、その後継者をもって任じていた。乱暴な筆触、原色の使用、対比配色など、技法的には抽象表現主義の影響も受けている。主な画家は、ドイツのゲオルグ・バゼリッツ、アンゼルム・キーファー、アメリカのジャン・ミッシェル・バスキア、デビッド・サーレ、ジュリアン・シュナーベル、イタリアのフランチェスコ・クレメンテ、サンドロ・キアなど。


なるほど。私が先日取り上げたDANCE THROUGH LIFEの記事で紹介したエミール・ノルデさんもその一員だったのですね(再評価ですが)。皆さんご存知の大竹伸朗さんもこの中にあてはまるそうです。



ピーター・ドイグさんは言います。
「僕は自分の絵をリアリスティックなものなどとは全然思っていない。僕の絵は、目の前にあるものからというより、むしろ自分の頭の中から生まれたものだと思っている。」 *「ART NOW」(タッセン社)より
彼は、自分の経験や記憶から得たインスピレーションに誘発され、自身が撮り溜めた写真や広告写真や絵葉書などを利用して心象風景を描いています。幼い頃に暮らしたトリニダード(現在彼のアトリエがあります。)やカナダの美しい風景が織り込まれています。


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彼の絵に私は現在の音楽のジャンルでいうところの、チルウェイブを感じます。溶けて溶けてなくなっちゃう。現実逃避なのか、その景色が自分にとっての唯一の現実なのか、そんな事を思いながら鑑賞します。チルウェイブの有名なミュージシャンではWASHED OUTが昨年流行しましたが、この絵にあてはまりそうな音楽といえば最近デビューしたばかりの、GANG COLOURSのこの曲がピッタリだと思いました。ノスタルジーを感じる曲とマッチするピーター・ドイグの絵。このPVはもしかしたらドイグさんの影響があって作成されたのかも。






ロンドンに住んでいた時にナショナルギャラリーの印象派の人達の絵をよく見に行きました。その時に見た点画で原風景を描く画家のGeorges Seuratの「アニーエールの水浴」という作品を私はPETER DOIGさんの作品とリンクしました↓

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ジョルジュ・スーラ(スラ)(Georges Seurat , 1859年12月2日 - 1891年3月29日)は、新印象派に分類される19世紀のフランスの画家。スーラは、印象派の画家たちの用いた「筆触分割」の技法をさらに押し進め、光学的理論を取り入れた結果、点描という技法にたどりついた。スーラは完成作を仕上げるまでに多数の素描や下絵を制作して、入念に構想を練った。また、点描の大作を仕上げるには相当の時間を要したことと思われる。こうした制作方法に加え、31歳の若さで没したこともあって、作品の数は多くはない。


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現代アートに潜まれている文脈を探ることがとても楽しいものだと言う事がわかってきました。このブログを書き始めた頃は芸術作品を見ても何もかもが、何のこっちゃ?という感じだったのですが、今は正解ではないかもしれないけれど、自分なりにあの時見た絵と今見ている絵のリンク感じたり、自分が知っているカルチャーとリンクしているのでは?と自分なりの見解を持つ事がとても楽しいです。多くの絵や建築物、芸術だと思われる物をつなぎあわせてこれから探っていこうと思っています。



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まとめteみた.【PETER DOIGを サーチ!サーチ!サーチ!】

昨日紹介したギイ・ブルダンは私が20歳の頃に知った写真家で当時の私にとても大きな影響を与えました。ギイ・ブルダンを通じて、ヘルムート・ニュートンの素晴らしくエレガントで官

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サーチです。
サブカルチャーに憧れた思春期を過ごし、ロンドンの某芸術大学の門をたたく。その後、メジャーとサブカルの両方をこよなく愛するように。世界中のアート、音楽、ファッションをちょっぴりサブカルの視点から紹介します。アートは若葉マークにつきご注意下さい。

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